本気を出し惜しむと、いつか本当に出なくなる。
―――――― 雑誌「宣伝会議」のコピー
「本気を出すのはカッコ悪い」と考える人が一定数いるが、
「本気を出せば俺だってできる」という逃げ道を
残しておきたいだけなんだと思う。
本気を出した状態がその人の限界なので、
本気さえ出さなければ
実力を悟られる心配がないと考えてしまうのだろう。
本気を出した上で失敗すると言い訳できないし、
実力の低さを隠したいというプライドの高さが
ますます本気を出そうとする気持ちを奪う。
爪を隠すことで能ある鷹だと思わせたいんだろうが、
なかなか戦おうとしない兵士を評価する人はいない。
本気を出さない人はただの臆病者と思われるだけだ。
本気を出して何かに取り組めば
たとえ失敗したとしても大きな経験値を手に入れられるし、
本気を出せることを他人に証明することもできる。
恥を忍んで本気を出せば実際に実力がついてくるし、
必死でもがこうとする人を評価してくれる人が現れる。
「いつでも行けると思いながら歳だけ取る人」にならないためにも
若いうちから本気を出していこう。