プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


「個人投資家の半数が損失を出している」というニュースの実態


www.nikkei.com


「個人投資家の半数が損している」というニュースを受けて
投資に否定的なことを言う人がいるだろうが、
「投信を販売する銀行に対する調査」というところがポイントで
銀行以外の証券会社を利用する個人投資家が含まれていない。


そもそも販売手数料の大きな銀行で
投資信託を買っているような投資家は
コスト意識が低いわけだから
損をしている人が多いのは当然だろう。


randomwalker.blog19.fc2.com


各種の金融商品の中から投資信託を選んだということは
短期売買ではなく中長期で利益を稼ぐスタイルなわけで、
不要な手数料をいかに下げて
投資効率をいかに上げるかがすべてだ。


手数料の高い金融商品や頻繁な買い替えを勧めてくる窓口販売は避けて
売買に集中できるネット証券を利用するのは当然だし、
販売手数料や信託報酬が低いものを選ぶのも基本中の基本。
毎月分配型も投資効果が薄れるので選ぶべきでない。


中長期型の投資はギャンブルではなく
知識によって成功率を高められる論理的なものなので、
しっかりと勉強して理屈を理解すれば
そこまで難しいものではない。


もともと投資に否定的だった人は
こういったネガティブなニュースを見て
鬼の首を取ったように喜ぶが、
投資をしていないこともかなりリスキーな生き方だ。



往年の名作ゲームを作ったクリエイターたちを描いたWebマンガが面白い

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news.denfaminicogamer.jp


マンガ家の田中圭一がさまざまなゲームクリエイターにインタビューし、
当時の想い出をマンガとして再現した記事が面白い。


初期の頃の「ファイナルファンタジー」や「MOTHER」、
「どこでもいっしょ」「プリンセスメーカー」など
40歳前後のゲーム好きにはどんぴしゃのラインアップ。


創作物を消費する側は好き勝手な文句を言うけど、
こういった作り手の苦労もぜひ意識して欲しいなぁ。


reblog.hateblo.jp

神戸市立図書館で電子書籍の貸し出しサービスが始まった


2018年6月下旬から神戸市立図書館で
電子書籍を貸し出せるサービスが始まった
ただし、今回は2020年4月末までの試験運用となる。


どの程度の使い勝手かは気になるところだが、
家にいたまま無料で本が読めるならこんな便利なことはない。
ということで、早速サービスを申し込んできた。



まずは図書館を通常利用するための図書カードを作る必要がある。
今まで図書館に立ち寄るのが面倒で利用していなかったので
この機会に新規でカードを作ることにした。



ラミネートしただけの図書カードで
今どきバーコード管理というのはちょっと残念。
この手続きはオンラインではできないので
図書館の窓口に直接出向く必要がある。


ちなみに神戸市立図書館は神戸市民だけでなく、
神戸市に通勤・通学している人や
隣接する市 *1 に住んでいる人まで利用できるので
実は結構な人が利用対象になる。



また、借りた本を神戸市内の
どの図書館でも返却できると聞いて驚いた。
本を返すときの負担が減る嬉しいサービス。



図書カードが手に入ったら
改めて電子図書館の利用を窓口に申し出て
専用のIDとパスワードを発行してもらう必要がある。


kobe.lib.overdrive.com


それを使ってパソコンやスマートフォンから
KOBE電子図書館」のサイトにアクセスしてサインインするのだ。



検索機能はまだまだで、Amazonなどとは比較にならない不便さ。
洋書のみを検索するような場合や
特定のジャンルを除外するようなことができないし、
検索結果のページ切り替えもスムーズでない。



ラインアップも貧相で、1万冊と言いつつも
大半が青空文庫だったりする。



書籍の売り上げに影響が出ないようにするためか、
電子書籍なのに貸し出し数が限られており、
他の利用者が借りている本は選べない。
貸し出し予約も3冊までに設定されているので、
たくさんの本を予約して空いたものから読む、ということもできない。


そういった本の管理部分はかなりイマイチだが、
反面、実際に本を読むときの感触はかなり良い。



Webサイトと同様にブラウザでそのまま本が開けるのだが、
左右のフリックでページめくりできるだけでなく、
高速でのページ送りや単語検索もでき、
違う端末で読んでいた本でもページ数が同期されるのが素晴らしい。
ブラウザで見ていることを忘れるほどの操作感覚。


本の貸し出し期限が来ると自動的に返却されるのだが、
どうやら本を借りたときにユニークなURLが生成され、
期限が来たらそのURLが無効になる仕組みのようだ。


まだまだ発展途上な印象はあるが、
図書館に立ち寄らなくても本を借りられて
期限が来ると自動で返却されるのはかなり便利。
電子書籍の普及に合わせて全国の図書館もぜひこうなって欲しい。

*1:芦屋市・西宮市・宝塚市・三田市・明石市・三木市・稲美町・淡路市

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