創作活動をする人間にとって
自分の作品に自信が持てないことは珍しくないが、
だからといって勝負の場に出ないのは最悪の選択だ。
「まだ完成していない」「見せられるレベルじゃない」
「忙しくて時間がなかった」「人前に出すのが恥ずかしい」
逃げる人がよく言うこんなのは全部言い訳で、
結局は決定的な敗北を味わいたくないだけなのだ。
要するに公衆の面前で比較されて
ハッキリと優劣をつける勇気がないだけだし、
「勝負しなければ辛くない」と思っているのだろうが、
不戦敗はただの敗北よりも格下だということはみんな知っている。
創作物で100%満足できることなんてなかなかないし、
〆切までに完璧な状態に到達することもない。
どのクリエイターも納得できない部分を抱えつつ
腹をくくって作品を発表しているのだ。
そこを乗り越えない限り、まず他人には勝てない。