プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


結果が2種類だから確率は50%などという無茶な理屈




―――「お嬢様 投資をはじめる!」1巻より  


そんなわけないだろう!?


そもそも選択肢ごとに当たる確率が違うわけで、
選択肢が2つだから勝率も半々なんてめちゃくちゃだ。




じゃあ1面が青で他の5面が赤のサイコロは
青か赤かの2択だからどちらを選んでも勝率50%とでもいうのか。
5頭が出走する競馬ではどの馬も勝率20%、
または勝つか負けるかだから勝率50%とでもいうのか。


確率というのはその結果が出る頻度、
つまり可能性の高さを示したものであって、
その選択肢が全体に占める割合とはまったく違う。


こういう理屈を疑わずに信じ込み、
気づかないうちにリスクを負わされたり
搾取されたりする人がいるのは心配だ。


ちゃんとした知識を身につける大切さを痛感する。

人生の残り時間を表示できるようにしてみた


誕生日
 西暦 年 月 日 男性 女性


あなたの人生は……



 平均寿命:男性 / 女性2023年のデータより)



先日紹介した先延ばしに関するプレゼンテーションの終盤で
人生の長さを四角形で表現したカレンダーをきっかけに
平均寿命のデータと誕生日をもとに
あとどれぐらいの時間生きられるのかを
表示するプログラムを作ってみた。


自分の人生の具体的な残り時間が提示されると
なんでも先延ばししてしまう人も少しはあせるんじゃないかな。
(親のデータを入れると親孝行したくなるのが不思議)



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身長5センチの自分のミニチュアを作ってみた


周囲360度から同時に撮影した写真をもとに
3Dモデルを生成するフォトグラメトリ技術を使って
自分自身のミニチュアフィギュアを作ってみた。


これは東京にあるミニチュアミュージアム、
スモールワールズ」で提供しているサービスだ。


smallworlds.jp


1/24スケールのLサイズもあるが、
小さい方がミニチュア感が感じられるので
身長170センチなら5センチ弱になる
1/35スケールのMサイズの方がオススメだ。




かなり小さいので目や口はないが、
背格好や雰囲気がそのまま再現されているので
知り合いならひと目で私とわかるレベル。
服のシワまで綺麗に出ているのがスゴい。


6600円という料金は結構な決心がいったが、
こうして出来上がったミニチュアを見てみると
不思議な感動と愛らしさがあり、
値段分の価値を十分に感じることができた。




すでに家族全員分を作りたい衝動に駆られているほどなので
少しでも興味があるなら行ってみて欲しい。
(いろいろなミニチュア世界を楽しめる博物館としても満足度が高い)

ビニール手袋をしている店員の方が不潔に思える


コロナ騒ぎのときに世の中全体が潔癖になったが、
清潔さを求める客の要望が今も絶えないのか
平常に戻ったあともマスクやビニール手袋をする店員が多い。


しかし、食材を触った手袋を外さずに
レジやお金や冷蔵庫や引き出しを触る店員が一定数いる
ので、
結果的に衛生度が下がっているように思えるのだ。


ビニール手袋は付け外しするのが手間なので
食材を触る人がいちいち手袋を替えながら
他の業務を担当するのは無理があるだろうが、
そもそも手洗いなら手袋の脱着より遥かに楽だ。


私としては食材とそれ以外を同じ手で触って欲しくないだけなので
その都度手洗いをしてくれるなら素手でもまったく構わない
それなのに店員が食材を直接触ることに抵抗を示す人がいるせいで
店の衛生管理がおかしなことになっている。



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ドラえもんの和菓子屋経営ゲームに大量の時間を奪われている


store-jp.nintendo.com


先日「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」という
店舗経営のゲームがNintendo Switchで発売された。


私は幼い頃から大量の藤子・F・不二雄作品に触れ、
クリエイターとしても崇拝しているので
もちろん「ドラえもん」も大好きだ。


しかし過去に出たドラえもんのゲームは
単なるキャラゲーの域を超えないものも多かったので
それだけでは飛びつく気は起きない。


しかも本作は経営ゲームばかりを出すメーカーが出かけたものであり、
過去作を知っている人ならその特徴的なレイアウトとデザインを見ただけで
「また代わり映えのしないゲームが出たな」と思ってしまう内容だ。


そんな感じでスルーしようと考えていたのだが、
本作に熱中する人のレビューが少しずつ出回り始めた。


www.kansou-blog.jp

note.com

toyokeizai.net


どのサイトを読んでも絶賛する内容ばかりで、
とにかく長時間プレイしてしまう中毒性が語られているし、
ドラえもんのゲームと思いきや
藤子F作品のキャラクターが勢ぞろいしているという。
そうなるともう無視しているわけにはいかない。


2480円をサクッと決済すると
最新ゲームと思えないわずか180MBのデータがダウンロードされ、
購入を決心した3分後にはプレイを開始していた。




とってつけたようなストーリー説明のあと
ちょっとしたチュートリアルをこなすと
もう次々と客がやってきてどら焼きが売れていく。


1時間ほどプレイしてみてわかったが、
本作は経営ゲームを装ったクッキークリッカーだ。


一般的な経営シミュレーションは
コストや人気やスタッフを厳密に管理しないと
閉店や倒産に追い込まれてしまうのが普通だが、
本作は何もしなくても着々と利益が出るし、
仮に破産しても追加資金が援助されて潰れない。


つまり経営ゲームとしては甘すぎる難易度なのだ。


じゃあ張り合いがなくて退屈なのかというと
次から次へとやれることが出てくるため、
作業をこなしたい欲求が常に刺激される。




コンテストで優勝するという目標に失敗しても失うのは参加費だけ。
何度でも挑戦できるのでチャンスは減らない。
ジワジワとたまっていく資金とFポイントと未来コインを使えば
各ステータスは少しずつ強化されていくので
時間さえかければいつかは達成できる。


ここが本作のミソで、絶対に前にしか進まないので怯える心配がない
経営ゲームでこんなにのびのびとプレイできるものがあるだろうか。


そしてやりたいことを達成してスッキリすると
また新たな目標が提示される。
この「貯金(時間経過)→ 強化 → 目標達成」が
ぐるぐる回るところがとにかく心地いいのだ。




また、「よくこんなところまでカバーしてるな」という
通好みな藤子作品のキャラクターも登場するので
原作マンガファンにも嬉しい世界観。


メニュー構成や操作性に若干の問題はあるが、
心理的なストレスを感じることなく
ダラダラと達成感を味わわせてくれる作品。


藤子作品に親しみのある人にはオススメしておきたい。
(ゲームが得意でなくてもほとんど問題ない)



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