プチメタ3.0

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私が持ち家ではなく賃貸物件を選ぶ理由

bunshun.jp
私は住宅に関しては、賃貸派だ。
コスト面でもリスク面でも賃貸の方が優秀だと感じる。
その理由を挙げてみる。

持ち家は資産とは言えない

いまだに「家は資産だから」と言う人がいるが、
必要なタイミングで必ず売れるかどうかわからないものを
資産として想定するのは疑問だ。

中古で売れるものを資産と呼ぶなら
スマートフォンやテレビだって資産になるが、
原則として買った値段以下でしか売れない。それは家も同じだ。

特に、住み始めた時点で価値が激減する新築物件や
ローン金利のために定価以上の出費を強いられた場合、
自分の払った金額より高く売れる可能性はかなり低くなる。

持ち家だと気軽に引越しできない

近隣に変な住民が引っ越してきたり、
迷惑な施設ができたりしたときに
家がうまく売れないと逃げ出すことができない。
また、そういった環境変化が家の価値を下げることにもつながる。

賃貸なら住宅環境が悪化しても
同じ家賃レベルの別物件に引っ越せばよい。

賃貸なら維持コストを払わなくて済む

物件が傷んだり問題が出たときには自費で修理する必要があるが、
賃貸物件の場合は大家に修理義務がある。
築年数が経過するごとに問題が出る確率が上がるが、
賃貸ならそういったコストは家賃に含まれているので
その都度の修理費用や手配は大家や管理会社に任せることができる。

賃貸なら不動産を失うリスクは大家に押し付けられる

災害などで家に甚大な被害を受けた場合、
唐突に不動産が失われてローンだけが残るが、
賃貸ならそういったリスクは大家に押し付けることができる。
たとえ家が倒壊したとしても
自分は新しい物件に引っ越すだけで済む。

やはり賃貸の方が安全だと感じる

「家賃を払うぐらいならローンを払った方が
 いずれ自分のものになるから」という理屈をよく聞くが、
ローンを支払い終えた頃には
誰も買わないような無価値な物件になるだけだ。
しかも修繕費と固定資産税の支払いは絶対に必要なので、
ローンがなくてもゼロ円で住めるわけではない。

また、ローンが20年残っているタイミングで
引っ越す必要ができたとしても
ローンの残金以上で売れる保証がなく、
そうなると想定以上の出費をした上に家も手に入らないことになる。

賃貸の場合は、家の購入や維持に関するコストを
月割りして家賃として支払っているわけで、
物件から退去した時点で支払い義務がなくなるため、
住んでいる年月分のコストしかかからない。
必要経費の計算がしやすく、生活が厳しくなったら
家賃の安い物件に引っ越せばいいのだ。

そういった判断から、賃貸の方がリスク面・コスト面で優秀と考える。
即金で買えるだけの資産が手に入ったら家を持つかもしれないが、
そうでない限りは賃貸派を守るつもりだ。


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