プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


投資対象としての仮想通貨に思うこと


読者の方から
「投資の意味で仮想通貨に手を出していますか。
 それに関するオススメの本はありますか」
という質問をいただいたので答えてみます。


結論から言えば、私は仮想通貨には手を出していません。


仮想通貨に限らず、値が激しく乱高下するものは
投資対象として考えた場合に
常に神経をとがらせておく必要があります。
早く売れば「もっと儲かったのに」と後悔し、
遅く売れば「さっさと手放しておけばよかった」と後悔するでしょう。


うまくタイミングをつかんで一気に大金を入手した人の話も
資産の大半を一夜で失った人の話も
ネットを探せばたくさん見つかりますが、
成功談だけに注目して手を出すのは無謀すぎます。


また、現状では利益が雑所得として扱われるため、
大金を稼いだ場合はブレーキがかかり、
損失は一切の埋め合わせができない不利な状態にあります。


こういった点を踏まえると、
リスクとリターンのバランスがあまりよくない印象を受けます。


私の資産運用スタイルはイチかバチかに賭けるのではなく、
自分がコントロールできる範囲のリスクで
多くの人が成果を出せる手法をなぞるものです。


中長期投資と呼ばれ、安全な分、時間がかかるのがネックですが、
何年でどの程度の成果が出るのかが計画しやすく、
市場がどう変化しても耐えやすい性質があります。


また、「仮想通貨」と名がついていますが、
今のように乱高下していると
通貨としての安定性や信頼性が低いので、
投資目的以外の利用者が出るのはもう少しかかりそうです。


ブロックチェーンをはじめとする仮想通貨の仕組み自体は
非常に刺激的で面白いと感じます。
そのあたりを学ぶには
最初に読んだ「ビットコイン解説本」がよかったです。



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