「パプリカ」という映画の中で、
トラブルが起きた原因を聞きたがる人に
「『なぜ起きたのか』は後、『どうするか』が先」
といさめるシーンがある。これは至言だと思う。
トラブルが起きた直後に考えるべきは
どうすれば被害を最小限にして
問題を引きずらないようにするかである。
責任の所在や再発防止のための原因究明は
あとでゆっくり考えればいい。
緊急性が高いトラブルに出会ったときに
「なんでそんなことになったんだ!」と怒鳴る人は三流で、
「ではこのように変更しよう!」と提案する人こそ一流だ。