4や9や13といった数字は縁起が悪いと嫌われているが、
ネガティブに受け取れば結局どんな数字でも縁起が悪いのではないか。
普段使っている数字がいかに不幸を呼ぶものかを考えてみた。
縁起の悪い0
「0=れい=『霊』」であり、死後の世界の象徴となる数字。
安らかに成仏できず、未練を残した存在。
これほど不幸な数字があろうか。
縁起の悪い1
「1=ひと(つ)=『人痛』」と考えられ、
人々に痛みを味わわせるという明確な悪意が込められている。
縁起が悪いことを象徴したような数字。
縁起の悪い2
「2=に=煮」「2=ふた(つ)=蓋」と
地獄の釜で煮られつつ蓋までされることを示唆する数字。
なんとか違う意味はないかと模索しても
「荷」などの負担を表すようなものしか見つからない最悪の数字。
縁起の悪い3
「3=さん=惨」となり、惨めで痛ましい数字。
「かわいそう」などというソフトな表現ではなく、
「みじめ」という逃げ場のなさ。あらゆる人間から見下される存在。
縁起の悪い4
「4=し=死」であり、子供から年寄りまで全員が恐れる不幸の数字。
人間にとって、いや生物にとってもっとも恐れる存在であり、
それを象徴した数字が世の中にあふれている恐怖。震えが止まらない。
縁起の悪い5
「5=ご=誤」と一見、生易しく思えるが、
誤飲・誤解・誤射など、基本的にろくなことが起きない数字。
ほとんどが不幸はちょっとした間違いから起きるのだ。
縁起の悪い6
「6=む(つ)=無」と言われ、
もはや生死といったレベルを超えて
この世に存在することすら否定してくる極悪な数字。
縁起の悪い7
「7=しち=死地」であり、己が死に場所を表す。
ラッキーセブンなどと喜ばせておいて、
こっそり死が忍び寄る最低の数字。
縁起の悪い8
「8=はち=八」は「末広がり」としてもてはやされるが、
実は末広がりではなく「先細り」というのが真相。
進めば進むほど自由が利かなくなり、お先真っ暗な不幸の数字。
縁起の悪い9
「9=く=苦」であることは言うまでもなく、
あっさり殺さずに
ひたすら苦しみを感じさせるという死ぬ以上に辛い数字。
縁起の悪い10
「10=じゅう=重」として負担しか感じない数字。
12は「重荷」となり、19は「重苦」となるという、
世の中の不幸を増加させる悪魔の数字。