
子供の頃に流行った「ゲームブック」といえば
選んだ選択肢に合わせて指定されたページに飛び、
それによって話が変化したり
ゲームオーバーになったりするものだったが、
先日、新しいタイプのゲームブック「謎解きアドベンチャーBOOK」を体験した。
選択肢を選ぶタイプのゲームブックではなく、
ストーリー展開に合わせてパズルを提示され、
それを解かないとページをめくることができないものだ。
面白いのは、手に入れたアイテムや魔法によって
使っていい文房具や行為が解禁されていくルール。
鉛筆の役目をするアイテムを手に入れれば
ページ上に書き込みをすることができ、
ハサミの役目をするアイテムがあれば
指定された線を切ることができる。
必要になるのは中学生程度の知識だが、
その都度新たな発想を求められて刺激的だった。
あらゆるページにパズルが張りめぐらされ、
最後までクリアすると本はボロボロになる。
これまでいろいろなリアル脱出ゲームを経験したが、
それと同じような楽しさと気持ちよさがあった。
こういった体験が好きな人はぜひやってみて欲しい。