ジョジョを題材にしたリアル脱出ゲームから1年半、
今度は東京の下北沢を舞台にした街歩き系の謎解きに挑戦した。
リアル脱出ゲーム 感想その10
「下北沢謎解き街歩き」
見知らぬ他人とチームを組んだり
時間に追われるタイプのリアル脱出ゲームが好きでない私にとって
以前、大阪で参加した街歩きタイプの謎解きは
非常に満足度が高かった。
開催地が遠方なのが難点だが、
東京旅行に合わせて参加してきた。
まずは下北沢にあるナゾビルで謎解きキット(1800円)を購入。
問題が書かれた冊子と地図に
ゴルフなどで使われる携帯用の鉛筆(ペグシル)が付いてくるが、
自分でボールペンなどを用意している方がいい。
謎を解くにあたって下北沢の知識や土地勘はまったく必要なく、
与えられた情報とスマートフォンで完結するようになっている。
どの問題も目的地に行かないと解けないようになっており、
500メートル四方ぐらいのエリアを
クリアするまで何度も行き来することになる。
最初の謎はあっさり解けるが、
徐々にひねりの効いたものになってくる。
謎を解くための情報が非常にうまく街に溶け込んでおり、
指示を受けていない人が見ても
何が謎解きに関係あるものなのかはほとんどわからない。
後半になるとじっくり考える必要が出てくるので
その場所を確保するために自然と地元の飲食店に入ってしまう。
エリアの端まで歩いても10分ほどという絶妙な距離感が素晴らしい。
リリース後2年も経っているにも関わらず、
同じように謎解きキットを持っている人を頻繁に見かけたので
地域の活性化には非常に有益だと感じた。
クリアまでは2時間ほどということだったが、
休憩も含めて4時間ほどかかり、
最後は大きな達成感と満足感を感じた。
1800円という値段で十分に楽しむことができる。
SCRAPが主催する街歩き謎解き企画はかなり完成度が高く、
行きやすい場所で開催しているならぜひオススメしたい。
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