なんとジャンクフードの代表であるラーメンで
たっぷりな栄養が摂れる完全食が出た。
それが「BASE RAMEN(ベースラーメン)」だ。
※2019年7月の商品リニューアルにより消滅
麺はBASE PASTAと同じもの
ラーメンといっても麺はBASE PASTAと同じもので
単にスープに浸かった状態で食べるというだけ。
共通の麺を使いながらソースをスープに変えただけで
ラーメンだというのはやや強引な印象。
1食あたり590円
麺(390円)とスープ(200円)で1食あたり590円と
家で作るラーメンとしては割高に思えるが、
栄養満点の完全食として
ある程度コストがかかるのは仕方ないだろう。
味の濃いスープに救われる
BASE PASTAは麺自体の味にクセがあり、
草っぽい味とモチモチした食感がかなりイマイチ。
ラーメンの場合はパスタに比べて
麺にスープが絡まないからキツいのでは、と思ったが
スープの味が圧倒的に濃いので
麺を食べるたびにスープを飲んでごまかすことができた。
各スープの印象は以下の通り。
ラーメンのスープとしては抜群に美味しく、
何度も飲み直してしまうほど満足度が高い。
このスープのおかげで食べにくい麺を乗り越えられた。
かなりこってりな印象なのでカロリーや塩分は気になる。
お湯で溶いたスープの上から魚粉をふりかけて作るが、
こちらも抜群に美味しくて麺の味をごまかしやすい。
かなり味が濃い目なので塩分がどうなっているのか気になる。
肝心のカロリー量がわからない
麺のカロリーは341kcalだが、
スープのカロリー表示がないので
総合でどれぐらいのカロリー量になるのかがわからなかった。
一般的なラーメンよりは低いのかもしれないが、
食事のコントロールをするための完全食なら
カロリー表示は必須にして欲しい。
ラーメンとしても完全食としてもやや中途半端
美味しいスープのおかげで
パスタよりも圧倒的に食べやすいのはありがたいが、
麺が改善されない限り、どうしても不満が残る。
ラーメンを食べたいなら普通のラーメンの方が
麺も含めて満足できるだろうし、
完全食として考えると
作る手間やカロリー量がわからない点が不便。
完全食をラーメンで実現しようという試みは面白いが、
満足する完成度には今一歩に思えた。