何かの知識を得るために本や授業を受けても
「わかった気になっている」だけで
きちんと理解できていないことがよくある。
理屈を聞いてやり方を見せられても
自分で活用してみないと知識は浸透しないものだ。
そして活用する手段の中で一番難しいのが
「知識を持っていない相手に説明すること」である。
私自身、教員なので新しい知識や情報を学んでいく必要があるが、
それらを学生に伝えるときには
ある程度知っている内容であっても復習し、
いろいろな側面から解説できるようにしたり
何か聞かれても大丈夫なよう準備をしていく。
うまく説明することができた内容は自信にもつながるし、
アウトプットすることで自分で再確認することもできる。
他人に教えられるレベルになれば
本当に理解していると言えるだろう。