探索系のアドベンチャーゲームは
ファミコン時代に非常によく見かけたものだが、
コマンドを総当たりする退屈な攻略法や
同じセリフを何度も読まされるテンポの悪さから
徐々に廃れていった印象がある。
そんな中、Nintendo Switchでプレイできる
「エニグマティス2:レイブンウッドの霧」が面白かった。
怪しいところを調べるというレトロなシステムでありながら
どこに行ったらいいかわからないトラブルがほとんど起こらず、
次々と話が進んでいくテンポが素晴らしい。
それでいて自分で考える面白さも残されている。
シリーズ2作目のようだが、
ほぼ独立したエピソードなのでほとんど問題ないし、
緊迫感のある展開でグイグイと引き込まれる。
一定時間ごとにヒントも使えるので
1ヶ所で詰まってしまう問題も起こらない。
昔ながらのシステムも、うまくアレンジすれば
まだまだ楽しめるのだと感心した。