プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


わずかな手がかりから大勢の名前と死因を推理するゲームに数日間悩まされた


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先日プレイしたアドベンチャーゲームの満足度が高かったので
面白そうな謎解きものをいろいろと探しているのだが、
ふと評判を聞いたゲームにこの4日間ほど悩まされまくった。


それが「Return of the Obra Dinn(リターン・オブ・ジ・オブラディン)」だ。


生存者ゼロで帰還した商船の中を探索し、
名簿に載っている60人ほどの乗員乗客の
消息を明らかにしていく推理ゲームだ。




主人公はある人物が死亡した過去の瞬間に戻り、
静止した時間の中を動き回りながら手がかりを探す。
当初は「これは『死んでいる』と判断していいのか?」と迷ったが、
基本的に大ダメージを喰らってそうな様子なら
死んだものだと見なして構わない。


直前に行われた会話も再生されるが、
名前を呼んでくれることはめったにないため、
服装や居場所などから立場を推測し、
名簿に記載された職種や国籍と照合していく。


総当たりや当てずっぽうではうまくいかない仕組みになっているし、
時間的な前後関係も考えていかなければならないので
中盤以降は苦労の連続だった。




ピクセルの密度で濃淡を表現した
ゲームボーイのような独特のビジュアルが特徴的だが、
細かい部分が非常に見づらいことがあり、
トゲなのか爪なのか槍なのか区別できなかったり、
切っているのか殴っているのかわかりにくいことが多々あった。


http://videogame.html.xdomain.jp/obradinn/hint/index.htmlvideogame.html.xdomain.jp

詰まってどうしようもなくなったけど
直接的な答えを見たくないときには
上記の安否ヒント集が非常に役立った。


サウンドや雰囲気は素晴らしいし、伏線がつながって
ジワジワと全貌が見えてくる気持ちよさもあるので、
骨のある本格的な推理ゲームに挑戦したい人にオススメ。

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