シルエットで描かれた独特な世界観で
残酷な死を何度も味わいながら
進んでいくアクションゲーム「LIMBO」。
その開発元が手掛けた「INSIDE」が
これまた非常に興奮できるものだった。
どこかから逃げ出したらしい少年を操作する
横スクロールの2Dアクションだが、
画面の奥を使った演出が非常にうまく、
危険が迫ってくる様子にたびたび緊張させられる。
何度も痛々しい死を味わうが
すぐに直前からやり直せるため
ゲームとしてのストレスは少なく、
タイミングだけでなく知恵を使った謎解きも面白い。
いわゆる「死にゲー」ではあるものの、
困難を突破する気持ちよさが何度も味わえる良作。