―――「ドラゴン桜2」8巻より
卵が先か、鶏が先か、という話になってしまうが、
周囲からの扱われ方が
その人の本質を変えていくことがある。
標準より少し優れていた程度でも
その部分を周囲から評価されることで自信をつけ、
より自分を磨いていくことで実際に優秀になっていく。
たとえば小学校で委員長を経験した人は
中学高校でも委員長や部長に選ばれることが多くなり、
リーダー職としての素養をどんどん伸ばしていく。
逆にネガティブ思考で批判的な人と付き合っていると
常に粗探しするクセが付いてしまい、
伸ばせるはずだった強みも自分で否定してしまう。
自分や他人の能力を伸ばしたいなら
自己肯定感・他者肯定感を高く保ち、
目指している状態に見合った扱いを心掛けるべきだ。