これまで8冊のKindle本を出版したが、
その売れ行きは本ごとに大きく異なる。
Kindle Unlimited(読み放題サービス)での利用分は
読まれたページ数が記録されるので、
それを冊数に換算して表現してある。
無料キャンペーンで配布した分は含めていない。
結果、「資産運用に無関心な人が読む本」は500冊あまり、
「大人になってからの英語勉強法」が300冊近くで、
この2冊だけで売り上げ全体の8割を占めている。
つまり社会人向けの実用書が一番売れやすく、
学生向けの電子書籍はほとんど売れない。
多くのファンを持つ著名人ならともかく、
一般人が本を出すならこの層をターゲットにした方がいいだろう。
定価は1冊250円ほどに設定しているが、
Kindle Unlimitedで読まれた場合はページ単価が変わるので
平均するとだいたい1冊100円程度の利益になっている。
永続的に小さな利益を生んでくれるとはいえ、
労働報酬としてはまったく割に合わないので、
あくまで自分の知識を整理したり
自己発信する手段だと考えた方がいい。