プチメタ3.0

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慣用句や語句の由来を知るのが好きだ


日常生活の中で意識せずに使っている表現が
どういった事柄から生まれたものなのかという
由来を知るのが好きだ。
たとえば以下のようなものだ。

要(かなめ)


非常に大切なポイントを「要」と表現するが、
これは扇子の細長い骨を束ねて止めてある部分を指す。
ここが外れればすべてがバラバラになることから
同様に重要な事柄を要と呼ぶようになったのだろう。

しのぎを削る


激しく争う様子を「しのぎを削る」と表現するが、
「しのぎ」とは日本刀の側面にある盛り上がった部分を指す。


刀を持った二者が斬り合うと
互いのしのぎがこすれ合って削れそうになることから、
それほど激しい競争を表す慣用句になったのだ。

成金(なりきん)


急に金持ちになった人を「成金」と呼ぶが、
これは将棋が由来だ。


将棋では敵陣に入った駒が
裏返って強化された状態に変わることを「成る(なる)」と言い、
最弱である「歩(ふ)」が成ると「金」に変わる。これが成金だ。

まとめ

こういった語源や由来を知ると
慣用句の使われ方に「なるほど」と納得できて面白い。
意識せず使っているような言葉の元の意味をいろいろと知りたい。

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