いろいろな映画を観るときに
「バリー・シール アメリカをはめた男(原題:American Made)」のように
原題を大きく変えた邦題が付いているのも嫌なのだが、
原題をカタカナに置き換えた上で
なぜか余計な一言をサブタイトルとして付けているのもウンザリする。
具体例を以下にざっと挙げてみる。
原題:Eye in the Sky
アバウト・タイム 愛おしい時間について
原題:About Time
イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密
原題:The Imitation Game
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
原題:Odd Thomas
グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち
原題:Good Will Hunting
ナイブズ・アウト / 名探偵と刃の館の秘密
原題:Knives Out
ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ
原題:Hide and Seek
ブライトバーン / 恐怖の拡散者
原題:Brightburn
ボルグ / マッケンロー 氷の男と炎の男
原題:Borg McEnroe
リトルプリンス 星の王子さまと私
原題:The Little Prince
レヴェナント:蘇えりし者
原題:The Revenant
こういったダサいサブタイトルがつくことで
作品が一気に安っぽくなってしまう。
注釈が付いている方がわかりやすい、ということかもしれないが、
内容が推測できてしまって楽しめないデメリットの方が多い。
たとえば「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日(原題:Life of Pi)」は
226日以内に漂流が終わったり
トラが死んだりしないことがわかってしまう。
せめてポスターや予告編のキャッチコピーにとどめ、
邦題として登録してしまうのを避けて欲しい。