プチメタ3.0

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Googleは重複した内容のサイトを検索対象から外してしまう

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毎日欠かさずいろいろなレビューをブログに投稿しているが、
なかなか思うようにアクセス数が上がらなくて悩んでいた。


理屈的にはレビューを投稿すればするほど
ブログにアクセスされる可能性も高くなると見込んでいたが、
レビュー数が5000近くになっても1日のPVが100ほどしかないのだ。
メインで更新している本ブログは2200記事で600PVほど)



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Googleが提供する分析ツール「Search Console」で確認すると
除外(検索対象でない)に該当するページ数がやけに多い。
(メインブログの方は大部分が登録されている)



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除外の内訳で大きな数を占める「検出 - インデックス未登録」とは
ページの存在はGoogleに認識されているが
まだデータ収集(クロール)を行っていない状態で、
これからサイト内の情報を集める予定のもの。


問題は「クロール済み - インデックス未登録」の方だ。
こちらはクロールを終えた上で除外と判断されてしまっており、
そのページを検索対象にするほどの価値がなかったということになる。


低く評価される理由はいろいろあるのだが、
いろいろと試行錯誤した結果、
別のサイトと重複した情報が掲載されているからでは?
という仮説にたどり着いた。



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というのも、ブログへの流入経路が多い方が
アクセス数に結びつくだろうと思って、
ブログに書いたレビュー記事と同じ内容を
Amazonの商品レビューとしても投稿していたのだ。


Amazonには投稿者のプロフィールページがあるので
多くの人に私のレビューが目につけば
間接的にブログにも流れ込んでくるだろうと考えた。


結果、Amazon内のレビュアーランキングはぐんぐん上がったが、
ブログのアクセス数はほとんど変わらない上に
Search Consoleで確認できる除外ページは相変わらず多いため、
「重複したページがあるからでは」という疑いを持ったのだ。



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Amazonは世界的に信頼度の高いサイトなので
個人のブログと同じ情報が載っていた場合、
信用されるのは当然Amazon側だ。
そうなると私のブログは
Amazonレビューを転載しているサイトになるため、
Googleは検索対象から外すという判断をする。


何らかの理由で内容の重複したページがある場合は
canonicalタグで転載元のサイトを示す必要があるが、
Amazonのサイト内をいじることはできない。
いくらがんばってブログを更新したところで
その都度Amazonに同じ内容を投稿していれば
私のブログはいつまでも転載サイト扱いだ。



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そういう仮説を立て、
Amazonに投稿したレビューをすべて消すことにした。
数千件のレビューを投稿していた上に一斉に消すコマンドがなく、
ひとつひとつ選択して削除するしかなかった。何日もかかった。
(商品情報がなくなったレビューだけ削除しきれなかった)



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これで情報が重複したページはなくなったわけだから、
あとはSearch Consoleを通して
ブログの各ページをクロールしてもらうよう要求していく。



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ただしインデックス登録のリクエストは
1日10件ほどしか行えないよう制限されているため、
毎日少しずつ登録申請を行うしかない。
うまくいけば申請したページだけでなく、
そこからリンクしている別のページもクロールされる。



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地道に作業し続けた結果、
各ページのGoogle登録状況は明らかに改善してきている。
やはりネット上で重複したページがあったことが
Googleから嫌われた理由なのだろう。


露出の機会が増えるだろうと
あちこちに同じ内容を投稿するのはむしろ逆効果で、
情報の掲載場所はひとつに絞った方がよさそうだ。

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