プチメタ3.0

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「もう一度教えて欲しい」という頼み方だと適切な対処ができない


学校の授業でも仕事の指示でも競技のルールでも
何かを説明された人が
「もう一度教えて欲しい」と頼んでくることがある。


しかし、もう一度説明を受けたい理由には2種類あるため、
どういう目的で聞き直したいのかをハッキリさせなければ
適切な対処を受けることができない。

A.初回の説明を聞き漏らした場合

ひとつは最初に説明されたときに聞いていなかったり
必要な情報をメモし損ねた場合だ。


これは聞いている側の不注意が原因なので
もう一度同じ説明を受け直すことで解決する。


しかし、説明役は同じことをもう一度させられるわけだから
かなりウンザリするし、聞く側への評価は大きく下がる。
今後は必要な情報をきちんとメモし、
何度も説明を求めなくて済むよう努力すべきだ。

B.初回の説明が理解できなかった場合

もうひとつは説明をちゃんと聞いていたにも関わらず、
その内容や意味がわからなかった場合。


これは聞く側の理解力が足りないか
説明する側の説明能力が低いことが原因
なので、
仮に同じ説明を聞き直したところで解決しない。


聞く側はどの部分が理解できていないのかを明らかにし、
説明する側は初回とは別の言い方や方法で解説する必要がある。

まとめ

説明をもう一度聞きたい理由が共有されていないと最悪で、
実際の原因がBなのに説明役がAだと思ってしまうと
イライラしながら同じ説明が繰り返されるだけなので
結局、聞き手の疑問は解決しない。


また原因がAなのに説明役がBだと思ってしまうと
説明方法を変える無駄な負担がかかってしまうし、
聞く側にとっても回りくどく感じてしまう。


いずれにしても原因がAなのかBなのかは
説明する側には判断できないので、
聞く側はそこをハッキリ伝えた上で質問する方がいい。



mclover.hateblo.jp

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