カップ麺や冷凍食品で有名な日清が
「完全メシ」というブランドを起ち上げて
いくつかの商品を2022年5月から発売している。
日清の完全食と言えば
イマイチだった「All-in PASTA」を思い出すが、
完全メシはデザインも内容も一新され、
ぐっと一般層向けに調整してきたように感じる。
今回はそんな完全メシブランドの中でも
「カレーメシ」を試してみた。
お湯を入れれば5分で完成
派手なパッケージは上下に分かれるようになっており、
上半分には「完全謎パウダー」と「仕上げオイル」が入っている。
まずは米が入ったカップ側に熱湯を注ぎ、
5分経ったらパウダーとオイルを入れて混ぜるスタイル。
注いだお湯を捨てたりする必要もなく、
カップヌードルとほぼ変わらない手軽さなのはさすが。
味は申し分なし
パウダーは予想以上に量が多いが、
溶けきらなかったりダマになったりせず
ごく短時間でカレーらしい見た目になる。
このあたりもインスタント食品で
手慣れているだけあって安定したクオリティ。
ルーを多めに入れたカレーライスという印象で、
スパイスが効いていて食欲をそそる。
食べ始めは少し米粒が固いように思えるが、
食べている間にちょうどよくなってきた。
このあたりは待ち時間で調整できるだろう。
(個人的には6分間がベスト)
1食あたり429円
カレーメシはひとつ429円。
1食600円ほどだったAll-in PASTAに比べるとぐっと安くなり、
この値段なら朝食や昼食としても買いやすい。
ひとつあたり471kcalなので
1キロカロリーあたりだと0.9円ほどになり、
他の完全食商品と比べてもかなり優秀。
Amazonで6個まとめ買いすれば
店舗や日清公式サイトで買うよりももっと安くなる。
インスタント食品の代用としては最高
カレーメシだけで必要なカロリーを稼ごうと思うと
1日に4個ぐらい食べる必要があるが、
かなり主張の激しい味なので毎食だと飽きるだろう。
そういうインパクトの強い味付けが食べやすさにつながっているので
毎日これを食べて生活するというよりも、
余裕がなくてカップラーメンで済ませていたときに
代わりにカレーメシを食べる、という使い方がオススメ。
必要な栄養素を網羅している上に
タンパク質・脂質・炭水化物のバランスも取れているとなれば
インスタント食品を食べるときの背徳感も消える。
我が家でも食事の準備が面倒なときや
少し小腹が空いたとき用にカップヌードルをいくつか常備していたが、
今後はカレーメシに置き換えてもいいかな、と思っている。