プチメタ3.0

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ノートパソコンのフタにあるメーカーロゴが逆向きになった日


ノートパソコンのモニター裏、つまりフタになっている部分には
たいてい製造メーカーのロゴが刻まれているが、
ノートパソコンが普及し始めた当初は今と逆向きで
フタを閉じたときに利用者に正対する形になっていた。


ノートパソコンといえばそれが普通だったのだが、
ある世代の製品で急にロゴが逆向きのものが登場したのだ。
私は職業柄、毎年新しいノートパソコンを目にするが、
ロゴが逆になったことに気づいたのは2000年代のVAIOだったと思う。


初めて見たときはかなり違和感があった。
いざパソコンを使おうとフタに手をかけると
自分に対して逆方向を向いたロゴが目に入るからだ。


これは、1人しかいない利用者に正しい向きを見せるより
周囲を行き来する多くの人々にロゴを主張した方が
メーカーを印象付けることができるという判断なのだろう。
実際、映画やドラマでパソコンが出てくるときには
今の向きの方がしっかりロゴが映って宣伝できる。


スマートフォンをはじめ、たいていのデバイスは
利用者もそれを眺める周囲も同じ向きでロゴを眺めるが、
ノートパソコンだけはそれが逆になるという
珍しい存在であることに気づかされる革新だった。

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