千葉県でのホテル宿泊謎解きのデキの悪さに
ひたすらストレスと大きな不満を感じたため、
一夜明けた翌日に別の謎解きにチャレンジしてきた。
リアル脱出ゲーム 感想その57
「郵政博物館と時を超えた手紙の謎」
これは東京スカイツリーに併設された郵政博物館において
謎解きを進めていく周遊型の企画だ。
プレイするには博物館の入場券と謎解きキットが必要だが、
入場券(300円)の券売機は現金しか使えないのに
謎解きキット(2200円)はキャッシュレスでしか買えないという
チグハグな仕様はあきれるばかり。
そもそも2つをセットで買えるようにするだけでいいはずだ。
本編はLINE上で展開されるストーリーに従いつつ
なんらかのトラブルで届かなかった手紙と
館内に展示されたもの使って謎を解いていくものだが、
それほど広くないエリアの中にうまく問題を詰め込んでおり、
気持ちのいい解き心地とよく考えられた問題に感心した。
LINE上のやり取りは最小限にして
手紙の内容からストーリーを感じさせる構成がよかったし、
それを過去に送って人間関係を変化させる作業は達成感があった。
最後の最後で問題側が求めている日本語を見抜くことができず
泣く泣くヒントに頼ることになったが、
全体としては2時間ほど楽しめるボリュームで満足度は高かった。
博物館ということでペンの使用が禁止されているため、
謎解きキットに付属のペグシルを使うしかないことと、
用紙に記入する際の机になる場所が少ない
(記入の台にしていいのかどうかの判断がつかない)のは不便だが、
正直、来場客のほぼ全員が謎解きをプレイしていたように思う。
郵政博物館という舞台に合わせた世界観と
涼しい館内で快適にチャレンジできる謎解きで、
前日の不満を消し飛ばすことができた。
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