商品やサービスを提供して利益を得る
企業のビジネスモデルには大きく2種類あって、
一般消費者(Consumer)を相手にする事業を「BtoC」、
企業(Business)*1 を相手に取引する事業を「BtoB」と呼ぶ。
マクドナルドや任天堂、トヨタ自動車やAppleは
消費者に対して商品を売るのでBtoCだが、
肉を焼く機械をマクドナルドに売る企業や
車のシートをトヨタ自動車に売る企業はBtoBだ。
テレビCMや宣伝チラシでよく名前を見かけるメーカーは
知名度が高いイメージがあるかもしれないが、
これはBtoCだから一般家庭に知られているだけで、
BtoBの企業も業界の中では非常に有名だったりする。
そのあたりをきちんと意識せず、就職活動中の学生が
「自分が知っている会社かどうか」で応募先を選んだり、
子供の内定先を聞いた保護者が
「そんな会社聞いたことがない」という理由で反対したりする。
単にターゲット層から外れているだけだったり
業界に対するアンテナが弱いだけなのに、
自分が社名を知っているかどうかを基準に
企業価値を判断するなんて相当に危うい。
*1:普通はcompanyだが、この場合はbusinessが使われる