
基本的に仕事というのは「自分が待っている状態」と
「誰かを待たせている状態」の2つに分類できる。
「待っている状態」というのは
相手からのメールの返信待ちや誰かに依頼した書類の提出待ち、
または予定日時が来るのを待っているときだ。
他の誰かの作業が終わるか、時間が経たないとどうしようもない状態。
逆に「待たせている状態」というのは
自分のせいで誰かの作業を中断させているときだ。
役目が果たせていないせいで別の誰かを無意味に待たせ、
全体のスピードを遅らせる原因になってしまう。
大勢で一斉に移動するときの速度は
その集団の中で一番足の遅い者に合わせることになる。
自分がそういった存在にならないよう意識する必要がある。
つまり仕事の優先順位というのは
頼まれた順でも、やりたい順でも、計画していた順でもなく、
誰かを待たせているものから片付けるべきだ。
それを守れば組織全体の所要時間は最短になる。