
もしその誰かが先輩や指導的立場にある人なら、
アドバイスをくれる人よりフィードバックをくれる人がいい。
アドバイスには責任がないが、フィードバックには責任が伴う。
アドバイスは一般論だが、フィードバックはあなただけのものだ。
アドバイスは単発だが、フィードバックは連続だ。
すでにあなたの周りにはアドバイスをくれる人は十分いるはずだ。
だからもうあなたにアドバイスは必要ない。
―――「無敵化する若者たち」より
どちらも有益であることには違いないのだが、
アドバイスというのは行動する前の注意や解説が中心なのに対し、
フィードバックはすでに行った作業を振り返って
良かった部分を評価し、改善点を指摘することが目的だ。
そのため、フィードバックによって
自分が取った行動の中の何が良くて何が悪かったかが明確になり、
次の似たような機会で前回より精度を高めることができる。
逆に言えば、フィードバックが得られないと、
問題のある行為が自覚されないまま繰り返されたり
良質な内容が失われてしまったりする可能性がある。
確実に成長し、周囲に評価される可能性を高めたいなら
信頼できる人からのフィードバックは欠かせない。
事前のアドバイスばかりに目を向けるのではなく、
積極的にフィードバックをもらうようにしよう。