プチメタ3.0

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ボルダリングの何が楽しいのかを考えた

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相変わらずボルダリングにハマっているが、
先日、「何がそんなに楽しいの?」と聞かれて困った。

山登りなら綺麗な景色を観れるし、
いろいろなところに行ける楽しみもあるのに、
たいして高くもない壁を登ったり下りたりするのが
どうして楽しいの?、というニュアンスだった。

登れたときの達成感とか、
新しい課題にチャレンジする面白味とかが頭に浮かんだが、
その場ではあまりうまく答えられなかった。
相手がピアノを弾ける人だったこともあり、
「ピアノで新しい曲がだんだん弾けるようになる感覚と同じですよ。
 自分がうまくなってる実感がわかりやすいんです」
みたいなことを言ってお茶を濁した。

家に帰ってから冷静に考えてみた。


●対戦相手がいないので「自分の成功=相手の失敗」にならない
●チームプレイではないので「自分の失敗=周りの迷惑」にならない
もう闘争心むき出しで競争したり、
周りに気兼ねしながらスポーツする気にはなれないので気楽。


●結果が失敗か成功の2種類しかない
結果がタイムや順位ではなくゴールに到達したかどうかなので
アクションゲームをクリアしたときのような気持ち良さがある。
レースゲームで何度もタイムアタックするような
ストイックな想いがなくても問題がない。


●失敗したときに落ちる
失敗するとボトッと壁から落ちるところがゲームっぽいし、
悔しさと反省心を煽る。
同じミスでもドミノ倒しのようなイライラを感じることがない。


●すぐコンティニューできる
1トライが1、2分なのでやり直しも気軽にできるし、
競技ではないので落ちたところからすぐ再開しても問題ない。


●クリアできる課題が増えることで成長を実感できる
別途トレーニングをしなくても、やればやるほど確実にうまくなるし、
登れる場所が増えてくることで自信がつく。
以前クリアした課題を再度クリアしてもそれはそれで楽しい。

まとめてみるとボルダリングってビデオゲームっぽい。
アクションゲーム、シューティングゲームを
シングルプレイしているときの感覚によく似ている。
それもこまめにチェックポイントがあってすぐやり直しできるタイプ。

たぶんゲーム好きに向いてるスポーツなのだ。
周りでハマッてる人もゲーム大好きな人ばかり。

ゲーム好きな人、オススメです。

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