iPhoneやiPadでカメラロール内の写真データを削除しても
iCloudバックアップのサイズが減らない、ということがある。
無料で使える容量はひとつのAppleIDにつき5GBなので
不要なデータを減らさないと毎日の自動バックアップに支障が出る。
フォトライブラリ(カメラロール内の写真)や
アプリのバックアップ容量もそれほど大きくなかったりして
何が原因でデータが肥大しているかわからないのだ。
いろいろ試した結果、一度バックアップされた写真データは
カメラロールから写真が消えたとしても
バックアップサイズからすぐに減少しないようだ。
そこで、「フォトライブラリ」のバックアップ設定を
一度OFFにしてデータを削除し、再びONに戻す。
また、どうやらiPhoneのメッセージ機能のデータも
システムのバックアップサイズに含まれているようなのだ。
適当な人とのメッセージ履歴を開き、右上にある「詳細」を見てみると
その人と過去に送受信した写真がごっそり見れる。
この写真や動画がバックアップサイズを大きくしているのだ。
この画面からは個々の写真を選んで削除することはできないので、
面倒ならその人との履歴をすべて削除してしまう方が楽だ。
これまでの履歴が消えてしまうのは残念だが、
バックアップサイズを圧迫しているならやむを得ない。
iPhoneとiPadの2台持ちの人は
両方に同じメッセージのやり取りがあるはずなので
iPadの方にあるメッセージ履歴だけを消す、というのも有効。
これで次回のバックアップからはサイズが小さくなるはず。
ただし、バックアップサイズが減った分が
実際にiCloudの空き容量に反映されるには数日かかる模様。