プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


永久にスクロールできる不思議なページ

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あるとき、私の元にひとつのURLが届いた。


https://mclover.hateblo.jp/infinitescroll
 どこまで読んでも終わらないWebページ」
と書かれている。


また、以下のようなメッセージも添えられていた。



これがどういう意味なのかよくわからない。


そもそも「どこまで読んでも終わらない」というのはどういうことだろう。
Webサイトは文字や画像データの集まりであり、
無限に続くことはあり得ない。


どれだけ容量の大きな記憶装置であったとしても
保存できるサイズには限りがあり、いずれは尽きるはずなのだ。




それにしても、「いつまでも続く」というのは恐怖を感じる。


たとえ非常に長い行程でも
少しずつ終点に近づいているという実感があれば
それなりにがんばれるものだ。


しかし、あとどれぐらいの時間かかるのか、
あとどれぐらい進めば終わるのかわからないと
疲労感ばかりが募るだろう。



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そういえば昔、こんな物語を読んだことがある。


プレゼントをもらって中身を見ようと箱を開けたら
ひと回り小さな箱が入っているのだ。


「なかなか気を持たせるな……」とさらに箱を開けると
また中に小さな箱が入っている。


過剰な包装に少しイラ立ちながら
さらに箱を開けるとまた箱が。


ここまで来ると単純に恐怖で、
空箱を積み上げながら
次の箱を開ける手が止まらなくなる。


もう諦めてしまえばいいのだが、
「もしかしてこれが最後では」という思いが捨てられず、
やはりまた箱を開けてしまうのだ。



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不老不死の身体に憧れる人間も多いが、
終わりが見えない人生というのも
また恐怖なのではないだろうか。


今の生活のまま永久に生きられればいいが、
身の回りの環境が変わり、
どれほど生きづらい状況になったとしても
死ぬことができず、ひたすら生きなければならない。


退屈で眠くなる映画、好きになれない授業、
高く積まれた仕事、耳障りな騒音。
「いつか終わる」という保証があるから耐えられるが、
もし無限に続くなら拷問に他ならないだろう。


あまりに辛く、死んだ方がマシだと感じるほどの苦痛でも
人生に終わりがなく永久に続くとしたら。



それにしても、「いつまでも続く」というのは恐怖を感じる。


たとえ非常に長い行程でも
少しずつ終点に近づいているという実感があれば
それなりにがんばれるものだ。


しかし、あとどれぐらいの時間かかるのか、
あとどれぐらい進めば終わるのかわからないと
疲労感ばかりが募るだろう。



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そういえば昔、こんな物語を読んだことがある。


プレゼントをもらって中身を見ようと箱を開けたら
ひと回り小さな箱が入っているのだ。


「なかなか気を持たせるな……」とさらに箱を開けると
また中に小さな箱が入っている。


過剰な包装に少しイラ立ちながら
さらに箱を開けるとまた箱が。


ここまで来ると単純に恐怖で、
空箱を積み上げながら
次の箱を開ける手が止まらなくなる。


もう諦めてしまえばいいのだが、
「もしかしてこれが最後では」という思いが捨てられず、
やはりまた箱を開けてしまうのだ。



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