プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


生活の中で役立っている物理学の解説動画が面白い


電車の屋根に付いているパンタグラフに
どんな工夫が詰まっているかを
誰にでも理解できるよう解説した動画。


まったく興味がない分野なのに
ズルズル引き込まれる内容で非常に面白かった。



www.youtube.com


他にもたくさんの動画が公開されていて、
「言われてみればどうなってるんだろう」と
好奇心を刺激してくれる絶妙な題材が多い。
車がうまく曲がっていく仕組みあたりも感心した。

思わぬところで救難メッセージを見かけると怖い


Amazonプライムビデオを観るためのFireTVで
iPhoneやiPadの画面をミラーリングするために
AirReceiver」というアプリを使っている。




このアプリの設定項目を開き、下にスクロールしていくと



突然、「助けて」という文字が出てくる。


おそらく「ヘルプ」をそのまま直訳したのだろうが、
心構えしていないときに助けを求められるとスゴく怖い。



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業務が属人化しているのは担当者が能力を発揮したから


ある業務が特定の人にしかできない状態を「属人化」と呼び、
他の人もこなせるよう手順をまとめて
マニュアル化するよう望まれることが多い。


しかし、他の人にもできるということは
平均的な能力しか使わない手法
なのだ。
高い能力を必要とするやり方だと
マニュアルに書いてあっても誰も真似できない。


つまり、属人化しないようマニュアル化を進めれば
誰にでもできるレベルに抑えられた手法ばかりになり、
業務の成果は平凡なものになってしまうだろう。


また、誰でもできる仕事になれば
人員の入れ替えがしやすいので労働者の価値は下がる。


代わりになる人がいないからこそ
辞められないように待遇を良くする
わけで、
マニュアルに従えば誰でもこなせるというなら
わざわざ努力して引き留めようとは思わなくなる。


なにかと業務の属人化を嫌う人がいるが、
マニュアル化されていないのは
他の人に真似できないほど
担当者が能力を発揮しているからとも言える。
(業務に必須の情報を1人で抱え込んでいる場合は別)


人が抜けたときに備えておくべきという気持ちはわかるが、
マニュアル作りや更新にかかる手間も小さくないし、
属人化するほど個々の能力を発揮した上で得られる成果は
人員交代にかかるコストを上回るのではないだろうか。

15年経った今でもやっぱり「Portal」は最高のゲームだった


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2008年に発売されたXbox360版の「Portal(ポータル)」と出会い、
その素晴らしいゲーム性と完成度に衝撃を受け、
以来、アクションパズルのお手本として崇めてきたが、
ついに現行機であるNintendo Switchに移植された。
この名作が再度プレイできるのは嬉しい限りだ。




ルールは非常にシンプルで、
銃を撃つことで開く2ヶ所の出入り口が
空間を超えてつながるというだけ


ゲームというのは進むにつれて難易度を上げていく必要があるため、
普通なら別の能力や新しいアイテムを手に入れるのだが、
本作の素晴らしいところは
あくまで最初に提示されたシンプルなルールのまま
多岐にわたるゲーム性を提供する奥の深さ
にある。




自分を挟んで前後に穴を開ければ
合わせ鏡のような現象も再現できる。
こういった架空の状況を破綻なく見せる技術面も見事。




新しいエリアに行くたびに
どうやって突破すればいいのかと悩まされるのだが、
主人公ができることが「穴を開けることだけ」なので、
自然と選べる選択肢が限定され、
試行錯誤するうちにふと解決法を発見するのだ。




攻撃手段を持たない主人公を襲うさまざまな危機を
穴を開けることだけでどう突破するのかを考えるのだが、
うまくクリアできるたびに「なるほど!」とつぶやきたくなるし、
自分は冴えているという高揚感を味わえ事ができる。
このひらめきと発見の繰り返しがとても気持ちいい。




また、実験の被験者として扱われる主人公を
案内をする独特のコンピューター音声は
それだけで個性的な世界観をイメージさせる。
ジョークの効いた言い回しが非常に楽しい。




単に連続したパズルをやらされるばかりかと思いきや、
小さな違和感をきっかけに
ジワジワと世界の背景を感じさせる
絶妙なストーリーテリングが素晴らしい。


解法に詰まることがなければ
わずか2時間ほどでクリアできるボリュームなのだが、
その満足度はゲーム数本分にも匹敵する。
スタッフロールで流れる音楽には誰しもグッとくるだろう。




嬉しいことに今回のパッケージには
続編である「Portal 2」も含まれている。


1作目で出尽くしたと思われるゲーム性を
さらに広げることができるのかと心配したくなるが、
直感的でシンプルなギミックが新たに登場し、
わかりやすいルールのまま奥深い面白さを味わえるようになっている。




相変わらずストーリーテリングは素晴らしく、
まったくPortalらしくない部屋から始まり、
予想外の展開で一気に世界観に引き込んでくれる。
1作目をプレイしたあとだとニヤリとさせられる場面も多い。


プレイヤーの誘導の仕方やルールの簡潔さ、ゲーム性の広げ方など
パズル作品の模範としても非常に価値のある作品なので
アクションパズルが好きな人はもちろん、
ゲーム作りに関わる人もぜひプレイしてみて欲しい。



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