自分を成長させるための格言と考え方
学生にはメールをはじめとする 文字ベースの連絡手段を提供しているにも関わらず、 専門学校には毎日何本もの電話がかかってくる。 文字情報では意思疎通しにくいものや 緊急性の高いものもあるので電話自体はいいとして、 学生本人ではなく保護者が代わりに…
<<中略>> ―――「夏目にーに漫画短編集」第1集より 創作活動をする人間にとって 自分の作品に自信が持てないことは珍しくないが、 だからといって勝負の場に出ないのは最悪の選択だ。 「まだ完成していない」「見せられるレベルじゃない」 「忙しくて時間…
アイディアに富んだ人間を自負する人の中には ただのその場の思いつきを考えなしに話しているだけの人がいる。 これはアイディアとは呼べない。 浮かんできた思いつきを検証してみれば 1000のアイディアのうち999は 使い物にならないことがわかるはずだ。 99…
―――「悪女」3巻より 最近の若手社員は出世を望まないと言われるが、 私も上司と呼ばれる立場になったので 若い人たちが出世したくなるような存在を目指したいと思う。 今まで下の立場から見ていた経験を踏まえ、 私が心がけようと考えていることをまとめて…
会社員でも学生でも人前で何かを発表する機会があるだろうが、 その際、「わかりやすく説明する」以上に意識しないといけないのは 「それを聞く相手にどういう感情を持たせるか」だ。 プレゼンテーションの依頼が回ってきたなら、何を説明するのかだけでなく…
―――「気にしすぎな人クラブへようこそ」より 最終的に成果をチェックされることは明白なのに 途中経過を見せずにグズグズと先延ばしにするタイプ。 作品作りを行う学生でもこのパターンは非常に多い。 このタイプが認めなければいけないのは以下の3つ。 良…
とにかく楽しそうに働く。 その姿を、まわりや上司にアピールする。 「やりたい仕事をやると、こんなにご機嫌に働くのか!」 そう思ってもらえるると、 楽しい仕事を振られたり、任せてもらえるようになる。 <<中略>> 逆に、やりたい仕事をやっているは…
誰かにある行動をさせたいとき、方法は2つある。 行動をすると利益が得られるようにする【プラス視点】 行動をしなければ不利益が起こるようにする【マイナス視点】 たとえば学生が熱心に就職活動するよう促したいとき、 「早くから就活すると希望通りの内…
アウトプットをすることの重要性は あちこちで語られているので知っている人も多いだろう。 見たことや聞いたことはどんどん忘れるし、 何もしなければ知識は定着しない。 当時何を考えていたかは思い出せないし、 役立つ情報はどこかに埋もれてしまう。 だ…
明日のことまで思い悩むな。 明日のことは明日自らが思い悩む。 その日の苦労は、その日だけで十分である ―――「新約聖書」マタイによる福音書6章34節より 学生と話をしていると、 とにかく自信がなくて今後が不安で 悶々と思い悩む傾向が強いように感じる。…
―――「左ききのエレン」4巻より 集中力を単なる強弱ではなく 質によって細かく分類した面白い理屈。 確かに集中していてもすぐ途切れる人や ごく短時間しか集中できない人、 なかなか作業に取り掛かれない人がいる。 成果が出せない学生はこれの複合パターン…
新しいことを始めたり、何かを変更するときに 起こり得るリスクを理由に却下しようとする人がいるが、 リスクを上回るリターンが期待できるならやる価値はある。 たとえば自動運転車が事故を起こしたからといって 使用を禁止したり締め出そうとするのは間違…
―――「左ききのエレン」5巻より 勉強や仕事であまり評価されなかったときに 「こんなにがんばったのに」という不満を持つ人がいるが、 そもそも世の中の評価は成果で判断されるのが当たり前だ。 調理師がどれだけがんばって作ろうとも マズい料理が出てくる…
「無知」だと思われたくない ↓ 必要なことでも質問をせず、相談をしない 「無能」だと思われたくない ↓ ミスを隠したり、自分の考えを言わない 「邪魔」だと思われたくない ↓ 必要でも助けを求めず、不十分な仕事でも妥協する 「否定的」だと思われたくない …
学校の授業でも仕事の指示でも競技のルールでも 何かを説明された人が 「もう一度教えて欲しい」と頼んでくることがある。 しかし、もう一度説明を受けたい理由には2種類あるため、 どういう目的で聞き直したいのかをハッキリさせなければ 適切な対処を受け…
中国の巨大企業であるアリババの 創業者ジャック・マーによる演説だが、 1分あまりの動画の中に 成功できない人の根本的な問題点が詰まっている。 失敗を恐れて何もできないだけなのに それを正当化するためにあれやこれやと言い訳をし、 それでいて成功者…
non scholae sed vitae discimus (我々は学校のためではなく人生のために学ぶ) ―――ラテン語の格言 高校を卒業したあとの進路は多岐にわたるため、 各自が勉強したい分野に合わせて大学や専門学校を選ぶ。 実際、入学したばかりのときは毎日の授業に興味津…
「お星様にお願いをすると夢を叶えてくれるんだって」 「心を込めてするといい。でも忘れるんじゃないよ。 星は夢を叶える手伝いをするだけだ。 自分で一生懸命努力しなきゃならないんだよ。 わかるか? 本気で頑張ればなんだってできる」 ―――「プリンセスと…
1.先延ばしにすると、すぐ仕事をこなすよりも 多くの時間とエネルギーが必要になる。 2.完璧主義が先送りの原因である。 ―――エメットの法則 やらなければいけない作業を後回しにする人は 「もっとやる気がたまったら取り掛かろう」 と思っているのかもし…
―――「『辞める人・ぶら下がる人・潰れる人』さて、どうする?」より どんな分野にせよ経験年数が長くなれば 実力が高くなるのは当然なので、 想定されるペース以上の実力がついていないなら その人の能力は低いと判断される。 これは学生であっても同様で、 …
ある業務が特定の人にしかできない状態を「属人化」と呼び、 他の人もこなせるよう手順をまとめて マニュアル化するよう望まれることが多い。 しかし、他の人にもできるということは 平均的な能力しか使わない手法なのだ。 高い能力を必要とするやり方だと …
―――「薔薇はシュラバで生まれる」より どんな創作物にも言えることだが、 質の高いものが作れないからとチャレンジしない人より 不出来なものでもどんどん生み出して 他人に目に触れさせる人の方が遥かに成長が早く、 実際にクオリティも上がっていく。 クリ…
仕事を任されることをやりがいに感じる人と 損だと考える人がいる。 確かに仕事の量が増えないように心がけて ペナルティを受けないギリギリの働き方で給料をもらう方が 労力に対する稼ぎという意味では効率的かもしれないが、 1日のうち多くの時間を占める…
わたしはずっと前から、 「自分が誰かと仕事をしたら 『次もあいつと仕事がしたい』と言わせよう」 というのがモットーだったんです。 それは自分の中に常に課していたつもりです。 ―――「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」より 誰かと一緒に仕事…
―――「ダーウィン事変」1巻より 悪い状況を想定して事前に備えておくのは大切だが、 実際に問題が起きていないうちから不安になって 行動力が落ちたり悩む時間が増えるのは無駄だ。 たいていの場合、心配性の人より 大胆に行動できる人の方が成果が出る。 mc…
どの年齢層でも本を読む習慣が ある人とない人できっぱりと分かれるが、 授業や課題で読書が強制されない社会人は なおさら意識しないと読書量は増えない。 1日あたりに使える自由時間が限られている以上、 読書量を増やすには今まで何かに使っていた時間を…
「ボトルネック」とは、瓶の細くなっている部分に例えて 仕事においてスピードが低下する要因のこと。 実際には「メールの返信がなかなか来ない」、 「依頼した作業が放置されている」「物事の判断や決断が遅い」など 特定の人物がブレーキをかけていること…
―――「チェーザレ 破壊の創造者」10巻より そろそろ新年度が始まり、進級・進学後の 新しい勉強が始まる人も多いだろうが、 それはつまりレースが始まったということだ。 同じ時間でどれだけ成長できるかで勝敗が決まる。 多くの学生は「知らない状態は恥ずか…
副業を認める企業が増えている中、 いまだに副業を禁止している事例を見かけるが、 企業側の思惑に見合った効果はないように思える。 副業が禁止される一般的な理由を以下に挙げるが、 どれも理にかなっていない。 長時間労働で本業に支障が出そう 副業をす…
木を植える最も良い時期は20年前だった。 次に良い時期は「今」である。 ―――中国のことわざ 「もっと早くやっておけば」という過失は 同じことを繰り返さないよう反省すべきだが、 選択できる中で最善の策は「今すぐ始めること」だ。 数日後、数ヶ月後、数年…