プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


若い人が出世を目指したくなる上司でありたい


―――「悪女」3巻より  


最近の若手社員は出世を望まないと言われるが、
私も上司と呼ばれる立場になったので
若い人たちが出世したくなるような存在を目指したいと思う。


今まで下の立場から見ていた経験を踏まえ、
私が心がけようと考えていることをまとめてみた。

残業漬けにならない

NG:毎日遅くまで残って仕事をしている


出世したくない一番の理由がこれだろう。


残業がやむを得ないこともあるが、
慢性的な残業が発生するのは
作業が遅いか、仕事が多すぎるかだ。


作業が遅い場合は、効率化を考えたり、やり方を変える。
仕事の評価は作業の大変さではなく成果の大きさで決まるので
面倒な作業をがんばってこなしても評価は上がらない。
もっと楽に同じ結果が出せないかを常に意識する。


仕事が多すぎるのは、さらに上の上司の
管理能力が低いのが原因という可能性もあるが、
多くの場合、うまく部下に仕事を振れていないのだ。
自分でやった方が早い病を克服し、
勇気を持って他の人に仕事を任せていく必要がある。


若い頃のようにいつまでも現場で活躍したいと気持ちはあるが、
実際にそれをすると倍増した仕事量に押し潰される。
リーダーとしての責務を全うするなら
プレイングマネージャーになるべきでないと考えている。

楽しそうに働く

NG:管理職の仕事にやりがいを見いだせない


これも出世したがらない理由のひとつだろう。


今まで携わっていた仕事の方が慣れているし、
成果の出し方もわかっている。
そこから離れて管理職に就くのは怖いかもしれないが、
管理職には管理職の面白さがあると思っている。


今まで不満を持っていたルールや文化を変えるチャンスが手に入るし、
部下を成長させて有益な社員にしていくのは
RPGでパーティを育成していくようなやりがいがある。


今まで我慢していた問題を自分の手で改善し、
みんなが全力を発揮できるような職場に整備していきたい。

協力してくれる人を増やす

NG:上司と部下の板挟みになっている


中間管理職の代表的なストレス要因といえば板挟みだが、
自分を中心にどんどん協力者を増やしていくのが大切だと思う。


管理職というのは「やって欲しい」と「できる」をつなぐ仕事なので、
いろいろなお願いごとを誰かに引き受けてもらわないと成り立たない。
そのためには自分からどんどん恩を売っていき
自分に協力してくれる人を増やしていこうと考えている。


前任と比べて仕事がしやすくなったと言われる存在でありたい。

たくさん稼ぐ

NG:昇進しても割に合わない


立場が上がるとそれに伴って給料も高くなるのだが、
増加した仕事量や責任が昇給幅と見合わないなら
昇進せず細々と働いていた方が効率がいいことになる。


みんなが出世を目指すようになるには
誰かが我慢して管理職に就くという
ババ抜きのような状態になってはいけないと思う。


管理職が目指すべき究極の理想は
自分がいなくてもスムーズに仕事が回る状態なので、
どうすれば少ない負担で成果が上がるかを考え、
効率よく給料を稼ぐようにしていきたい。

まとめ

実際にリーダー職になってみると
抱えていた不満を自分で解決できることが増えたので
精神的なストレスは大幅に減った。


教員として学生に触れる機会は減るものの
今までと違った人たちと交流する機会が増え、
学生からの支持を集めるのとは別の
新しいやりがいを感じている。


今はリーダーとしての素養を延ばすために
いろいろな情報と経験を仕入れている段階だが、
ピーターの法則が当てはまらないようにがんばりたい。



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