会社員でも学生でも人前で何かを発表する機会があるだろうが、
その際、「わかりやすく説明する」以上に意識しないといけないのは
「それを聞く相手にどういう感情を持たせるか」だ。
プレゼンテーションの依頼が回ってきたなら、何を説明するのかだけでなく、
どういう立場の人が聞くのか、プレゼンの目的は何かを確認しないといけない。
それによって資料も構成も変わってくるからだ。
自分の実力をアピールするのが目的なら
成果を強調したり能力の有益性を訴えるべきだし、
相手に何かを買わせたり参加させたいなら
そうした方がいいメリットを強調する。
プレゼンとは一種のパフォーマンスなので、
聴衆に与えたい効果をきちんと定めて
それを意図的に狙っていくことが大切だ。