先日の洋画紹介（ハラハラ編・ほのぼの編）に引き続き、
Amazonプライム特典で無料視聴できる映画
オススメの邦画を紹介してみる。
（プライムビデオの映画は頻繁に入れ替わるので
あくまで2018年３月31日時点でのラインアップに基づく）
時をかける少女＜1983年公開実写版＞
実写版・アニメ版と多数の映像化されている作品だが、
原田知世が主演をした本作は完成度が高い。
伏線を活かして綺麗に集約される筋書きが素晴らしい。
打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？＜実写映画版＞
離婚が決まって転校を控えた少女が
同級生の男子と駆け落ちまがいの行動を起こす話。
子供っぽい男子と大人っぽい女子の対比が微笑ましく、
子供時代のドキドキを思い出させてくれる音楽と映像が素晴らしい。
冷たい熱帯魚
小さな熱帯魚店を営むおとなしい主人公が
たまたま知り合った男のせいで殺人に手を貸すハメになる話。
スプラッターホラーとして一級のデキ。あまりにも怖すぎる。
北のカナリアたち
田舎の小学校で起こった20年前の出来事が
いろいろな視点を通して明らかになっていく話。
回想シーンと現在を行き来しながら
それぞれの中にあるしこりが取れていく流れに感動する。
スマグラー おまえの未来を運べ
凄腕の殺し屋を軸に裏社会を描いた話。
本作に出てくるブリーフ姿の高嶋政宏が強烈にイカれていて
一度観たら忘れられないインパクトがある。
フィッシュストーリー
まったくバラバラに展開していた複数のエピソードが
最後の最後で見事につながる構成。
個性的な登場人物も魅力的だし、
全部の要素が無駄なく活かされる脚本が素晴らしい。
サマータイムマシン・ブルース
大学生たちが発明したタイムマシンで
ドタバタが起きるコメディ。
ごく小規模な範囲で起きる話だが、
タイムトラベルを活かした見事な筋書きが素晴らしい。
白ゆき姫殺人事件
女性がめった刺しにされた殺人事件を取材する過程で
徐々に真相が見えてくるミステリー。
Twitterにつぶやく様子やネットの反響の描き方がリアルで
バラバラだった証言が綺麗につながっていくのが気持ちいい。
小さいおうち
昭和初期の時代に住み込みで働く女中から見た
一家の様子を描いたもの。
戦場は出てこないのに戦争を意識させる造りがうまく、
市民の生活に影響を与えていく様子がよくわかる。
海街diary
両親と離れて暮らす３姉妹が腹違いの妹を引き取る話。
血縁関係が整理できない序盤はややこしいが、
４姉妹のキャスティングとキャラクターが素晴らしく、
いつまでも観ていたくなる魅力を持っている。
まとめ
洋画に押され気味の邦画だが、コメディを中心に
かなりの良作が結構ある。
各作品の細かい感想は個々の記事で。
また、もしプライムビデオのラインアップが変わっている場合は
他の５つ星作品を探してみて欲しい。
