最近の学生を見ていると
他人との衝突を極端に恐れていることが多く、
異なる意見を挙げることやネガティブな指摘をされることを
できるだけ避けようとしているように思う。
確かに自分に対する改善要求を聞くのは辛いし、
相手を目の前にして否定的な意見を言うのは勇気がいるが、
褒め合っているだけでは気持ちよくなるだけで成長しない。
高い成果を出すためには正しい評価を知る必要があるのだ。
特にゲームというものは自分が作ったものに対して
多くのユーザーがあれこれ感想を言うわけで、
これに耐えられないようだとゲーム作りなんてできない。
作品に対する批評をクレームや文句ではなく
新しい視点に気づかせてくれる助言だと考え、
むしろ積極的にいろいろな感想を集めていく方が
短期間でグッと改善できるし、自分の視野も広がる。
イエスマンにばかり感想を聞くのは楽だろうが、
成長効果がほとんどないことも知っておこう。