学生にはメールをはじめとする
文字ベースの連絡手段を提供しているにも関わらず、
専門学校には毎日何本もの電話がかかってくる。
文字情報では意思疎通しにくいものや
緊急性の高いものもあるので電話自体はいいとして、
学生本人ではなく保護者が代わりにかけてくるパターンが多い。
しかも授業内容に対する質問や
パソコンに関する問い合わせなど、
第三者が中継ぎすると確実に情報が劣化する用件だったりする。
会社員がならたとえ病気で休むときであっても
親が代わりに連絡してきたらかなり違和感を持たれるだろう。
では大学生や専門学校生はまだ学生だからいいのかというと、
社会人に向けてそろそろ巣立ちをして欲しいのだ。
成年年齢が18歳に引き下げられた今、
大学や専門学校に通学しているのは全員大人だ。
いい歳して保護者に電話連絡を頼むのは恥ずかしいと気づいて欲しい。
それを簡単に引き受ける保護者も保護者だ。
学校の勉強のことを自力で質問できない人が
会社の仕事のことを周囲に質問できるとは思わない。
そろそろ自分のことぐらい自分でやろうぜ。