プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


もっとも悪影響を及ぼす保護者を一言で表現する



高校を卒業し、大学や専門学校に通う年齢になった人、
またはそれぐらいの子供を持つ人に言いたい。

若者が一人前になれるかどうかは保護者のスタンスに大きく影響される。
多くの学生、およびその保護者と接してきた私から見て
もっとも悪影響を及ぼす保護者を一言で表現すると、
子供の代わりにやってあげる保護者」だ。
子供に無関心な保護者以上にたちが悪い。

子供のことが大切で守ってあげたい気持ちはわかるが、
子供の代わりに何かをやってあげることで
彼らが試練を乗り越えて経験と自信を身につける機会を奪い、
自分がやらなくてもなんとかなるという逃げ腰に慣れさせ、
いつまでも保護下から出てこれなくしてしまう。

失敗が許される時期に行動するチャンスを奪われ、
同年代の若者が成長していく中、
彼らは保護者がいないと何もできない大人になるだろう。

就職においても同様だ。会社説明会の欠席連絡を親がしてきたり、
新人研修に対して保護者がクレームを入れてくるなんて珍しくもなく、
めちゃくちゃ苦労して手に入れた内定を
親が反対して辞退してしまうなんてことが毎年ある。

いい歳になった子供に対して保護者の役目はふたつだけ。
「求められたときのみ助言をする」「経済的な支援をする」

あとは彼らが何をやっているのか知ってるだけでいいのだ。


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