―――「気にしすぎな人クラブへようこそ」より
最終的に成果をチェックされることは明白なのに
途中経過を見せずにグズグズと先延ばしにするタイプ。
作品作りを行う学生でもこのパターンは非常に多い。
このタイプが認めなければいけないのは以下の3つ。
良し悪しを自分で判断できると思っているのは自意識過剰
成果の優劣を決めるのは評価者なのに
いつまでもチェックしてもらわないのは無駄でしかない。
目指す方向が間違っていることを自覚できないまま
無駄な作業を続けてしまう危険の方が大きい。
経験者の方が問題を早く解決する方法を知っている
作業で詰まるポイントはだいたい決まっているので
今悩んでいる問題はすでに解決法が確立している可能性が高い。
自力で突破することに固執しても解決が長引くだけなので
さっさと経験者に頼った方が効率がよく、
浮いた時間を全体のクオリティを上げることに回すことができる。
質が低いだけでなく「作業が遅い」のも大きなマイナス
クオリティが低いことで無能だと思われることを恐れているのだろうが、
「なかなか途中経過を見せない」のも無能のひとつなのだ。
作業の進捗がわからない状態は評価者にとって不安が大きいので
チェックできていない時間が長くなるほど評価が下がると思った方がいい。
まとめ
まずこれらを理解できないといつまでも同じ失敗をする。
自分を守るために評価の機会を先延ばしにしているのだろうが、
その行動は完全に逆効果だ。
自分の未熟さを他人にさらす勇気を持った方がいい。