福満しげゆきの「遠回りまみれの青春のタイプの人」にあった
「60%理論」は非常に納得できる。
(本としてはあまりオススメしません)
何か自分の実力を試されるようなことがあるとき、
自分が思う「100点」に仕上げるまで勝負しない人は
完璧主義を言い訳にして逃げているだけであり、
60点で勝負することを繰り返す方が良い結果につながるという話。
これはホントそう。本当に同意する。
私の教え子だと作品作りや就職活動の話になるのだが、
「作品がまだ完成していないんで」
「まだ合格する自信がないので」
と挑戦しようとしない学生は、ほとんどにおいて
早めに踏み切った学生より良い結果にならない。
60点だと怖いからもっとがんばってから勝負したい、
という気持ちはわからないではないが、
「これで100点だ」と確信が得られる日が来るとは思えない。
そんな人はどんなにがんばったとしても
自信を持って100点だと言える勇気は出ないだろう。
それは60点で勝負する勇気よりも大きいものだからだ。
それに、もし100点のモノが出来上がったとして、
それで認められなかったらどうするつもりなのだろう。
60点で勝負してダメだったとしてもまだ余地はあるが、
100点でダメならもう逃げ場がない。
たとえ10回負け続けた戦士であっても
1度も戦っていない戦士より経験値は高いはずだ。
自信がないからこそ60点で勝負してみよう。
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