プチメタ3.0

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「在学期間が長ければゆっくり勉強できる」という大きな勘違い



どんな分野にせよ経験年数が長くなれば
実力が高くなるのは当然なので、
想定されるペース以上の実力がついていないなら
その人の能力は低いと判断される。


これは学生であっても同様で、
上級生は下級生よりも学力が高いのが当たり前なので
もし同じ試験を受けて同じ点数を取ったなら
下級生の実力が高いか、
上級生の実力が低いかのどちらか、または両方だと言える。



実力が低くても許されるのはせいぜい初心者と呼べる期間だけだし、
学習期間に応じた実力が身に付いていなければ
能力が低いと見なされるのは当然だ。


それなのに、なぜか学生の中には
「学習期間が長ければゆっくり勉強できる」という
大きな勘違いをしている者がいる
が、
そんなわけがあるはずもなく、
2年間在学した学生は2年分、
4年間在学した学生は4年分の実力が求められるのだ。


長い時間をかけたのに下級生と同じ実力しかないなら
無能であることがハッキリするだけ
だろう。
成長の遅い人材は価値が低いと見なされるのに
どうやって評価を得ていくつもりなのか。


「最初の1ヶ月でも遅れ気味だったので
4年制の学科に変えます」なんてことを言い出す学生がいるが、
なぜわずか1ヶ月で遅れたような人が
4年間あれば追いつけると思っているのだろうか。
1ヶ月の遅れが1年で12倍、4年で48倍に広がるだけだろう


「2年間で実力を付ける自信がないから4年制の学校に行く」なんてのは
「20kmマラソンだと勝てなさそうだから
40kmマラソンに出場する」と言うようなもので
まったく論理的と言えない戦略だ。


実力アップに自信がない学生ほど短期決戦で臨むべきなのだ。
フルマラソンを完走する自信がなくても
短距離ならダッシュできるだろう。


短期間だけ努力して平均的なラインを超えればいいのだ。
上記グラフの「優秀ゾーン」に入るなら
序盤に駆け抜けた方がどう見ても楽だ。
時間が経てば経つほど「優秀」の基準は高くなるし、
一瞬でも休めば「期待される実力」から遅れる可能性が広がる。


レースに勝ちたいなら戦略的に考えて
論理的な作戦を取るのがベストなのに、
なぜか都合のいいイメージだけで間違った判断をする人が多い。



mclover.hateblo.jp

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