プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


15年経った今でもやっぱり「Portal」は最高のゲームだった


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2008年に「Portal(ポータル)」というゲームと出会い、
その素晴らしい独創性と完成度に衝撃を受け、
以来、アクションパズルのお手本として崇めてきたが、
ついに現行機であるNintendo Switchに移植された。
この名作が再度プレイできるのは嬉しい限りだ。




ルールは非常にシンプルで、
銃を撃つことで開く2ヶ所の出入り口が
空間を超えてつながるというだけ


ゲームというのは進むにつれて難易度を上げていく必要があるため、
普通なら別の能力や新しいアイテムを手に入れるのだが、
本作の素晴らしいところは
あくまで最初に提示されたシンプルなルールのまま
多岐にわたるゲーム性を提供する奥の深さ
にある。




自分を挟んで前後に穴を開ければ
合わせ鏡のような現象も再現できる。
こういった架空の状況を破綻なく見せる技術面も見事。




新しいエリアに行くたびに
どうやって突破すればいいのかと悩まされるのだが、
主人公ができることが「穴を開けることだけ」なので、
自然と選べる選択肢が限定され、
試行錯誤するうちにふと解決法を発見するのだ。




攻撃手段を持たない主人公を襲うさまざまな危機を
穴を開けることだけでどう突破するのかを考えるのだが、
うまくクリアできるたびに「なるほど!」とつぶやきたくなるし、
自分は冴えているという高揚感を味わえ事ができる。
このひらめきと発見の繰り返しがとても気持ちいい。




また、実験の被験者として扱われる主人公を
案内をする独特のコンピューター音声は
それだけで個性的な世界観をイメージさせる。
ジョークの効いた言い回しが非常に楽しい。




単に連続したパズルをやらされるばかりかと思いきや、
小さな違和感をきっかけに
ジワジワと世界の背景を感じさせる
絶妙なストーリーテリングが素晴らしい。


解法に詰まることがなければ
わずか2時間ほどでクリアできるボリュームなのだが、
その満足度はゲーム数本分にも匹敵する。
スタッフロールで流れる音楽には誰しもグッとくるだろう。




嬉しいことに今回のパッケージには
続編である「Portal 2」も含まれている。


1作目で出尽くしたと思われるゲーム性を
さらに広げることができるのかと心配したくなるが、
直感的でシンプルなギミックが新たに登場し、
わかりやすいルールのまま奥深い面白さを味わえるようになっている。




相変わらずストーリーテリングは素晴らしく、
まったくPortalらしくない部屋から始まり、
予想外の展開で一気に世界観に引き込んでくれる。
1作目をプレイしたあとだとニヤリとさせられる場面も多い。


プレイヤーの誘導の仕方やルールの簡潔さ、ゲーム性の広げ方など
パズル作品の模範としても非常に価値のある作品なので
アクションパズルが好きな人はもちろん、
ゲーム作りに関わる人もぜひプレイしてみて欲しい。



mclover.hateblo.jp

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