プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


強烈な体験をした「Braid」の衝撃が16年ぶりに甦った


store-jp.nintendo.com


Xbox360時代にプレイして衝撃を受けたアクションゲーム、
「Braid(ブレイド)」がNintendo Switch用に再販された。




基本的にはマリオタイプのアクションで、
敵や罠を避けながら各ステージで
パズルのピースを集めていく流れ。


若干浮遊感の強いジャンプ軌道なので
慣れるまでは敵の踏みつけに失敗しやすいが、
いつでも時間が巻き戻せるのが最大の特徴で
ボタンを押し続けてミスが起きる前の状態まで戻せば
何度でも制限なくやり直すことができる。


この巻き戻し機能は単にミスを帳消しにするだけでなく、
本作のパズルを解く意味でも重要な役目を持っている。




たとえばドアを開けるための鍵が
深い穴の底にあるという状況。




穴に飛び降りて敵を倒し、鍵を手に入れたとしても
主人公のジャンプ力では上まで戻れないので、
普通のゲームなら「詰み」の状態になる。




しかし、ここで時間を巻き戻せば倒した敵が復活するとともに
主人公は穴に落ちる前の位置まで戻る。


このとき、緑のオーラに包まれているものは
時間操作の影響を受けない
ため、
手に入れた鍵に関しては主人公が持ったままとなる。


こんな風に、ルールはかなりシンプルなのに
非常に斬新な解き方の謎がいくつもあって、
アクションゲームの体裁をした優秀なパズルゲームなのだ。




取り方がわからないピースを無視して進んだり、
以前のステージを再度プレイしたりできるため
攻略法がわかったものだけを先に集めて
残りをあとからじっくり悩むこともできる。


とはいえ、ステージ4以降の解法はかなり難しく、
どうしても自力では取りきれないので
適度に攻略サイトを参照する覚悟も必要。
(なぜか一晩寝て次の日にやったらすぐ解けたりもする)


umeda-iroiro.com


そして最後の最後、いよいよ姫を助ける場面では
衝撃の展開が待ち構えており、
本作に対する満足度がもう1段階上がる。


スムーズに進めば数時間でクリアできるボリュームだが、
なかなか他では味わえないトリックが充実しているので
一風変わった作品が好きな人はぜひ遊んでみて欲しい。

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