特に意味はないけど不思議な数字、「カプレカ数」が面白い。
手順1
4ケタ以下の適当な数を考え、
4ケタに満たないケタは0で埋める。
ただし4ケタすべてが同じ数字なのはダメ。
手順2
各ケタの数字を大きい順に並べた4ケタの数字から
小さい順に並べた4ケタの数字を引く。
値が変化しなくなるまで繰り返す
手順2を何度も繰り返すと
最終的に絶対に「6174」になる。これがカプレカ数。
どんな数から始めても必ずこの数字になる。
実演
たとえば「1977」から始めるとする。
各ケタの数字「1」「9」「7」「7」を
大きい順に並べると「9771」、
小さい順に並べると「1779」。
この2つの値を使って引き算する。
9771-1779=7992
そしてまた各ケタの数字「7」「9」「9」「2」を
大きい順に並べた4ケタ「9972」と
小さい順に並べた4ケタ「2799」で引き算する。
9972-2799=7173
あとはこれを繰り返す。
7731-1377=6354
「6」「3」「5」「4」を並び替えて。
6543-3456=3087
同じく並び替えて。
8730-0378=8352
また並び替えて。
8532-2358=6174
6174になった。カプレカ数だ。
「6」「1」「7」「4」に対して同じ作業をしても
7641-1467=6174
もう変化しない。6174のまま。
手間はかかるけど、どんな数からスタートしても
6174になるところがスゴイ。
並び替える作業だけ間違わないようにしながら
電卓で計算してみると楽しい。