金がかかっても手間やストレスが減るなら、と
家電に関しては割とコストをかける方だが、
食器洗い機に関しては置き場所や水道工事の面で
ずっと手を出さずにいた。
しかし水を入れるタンクを搭載していて
水道工事をしなくて済む食洗器が出たということで
ついに決心して買ってしまった。
それがエスケイジャパンの「Jaime(ジェイム)SDW-J5L」だ。
大きさ
宅配ボックスにも入らないほどやたらデカい箱で届くが、
実際の本体は幅・奥行き・高さともに40センチほど。
うちのキッチンだと微妙にスペースが足りなかったので
シンクにまたがる調理台みたいなものを買って調整した。
ただし本体は12kgほどあり、これに水が6リットル入るので
重さ対策もそれなりに考える必要がある。
設置作業
排水ホースと電源をつなぐだけなので
キッチンにトースターを置くぐらいの手間しかかからない。
賃貸物件でも気にせず設置できるのは非常にありがたい。
排水ホースは1メートルほどあるものの
シンクからそれほど離れたところには置けないし、
洗浄後の熱湯が出てくることを想定しておく必要がある。
給水作業
タンク部分を外して直接蛇口から注ぐか、
付属のバケツ(2L)で水を入れていく。
とはいえ6リットルの水はかなりの量と重さだし、
こぼさないように入れようとすると
バケツに半分ほどずつ入れないといけない。
そこで3リットルのオイルジョッキを買ってみたら
これがめちゃくちゃ便利になった。オススメ。
内容量
工夫しないと1.5人分ほどの食器しか入らず、
特に深皿のようなものが4つあると相当厳しい。
一般的な食洗器は使用水量10リットルなので、
6リットルという水量を考えても
入りきらない場合は割り切って2回に分ける方がいいだろう。
また、タンク搭載とはいえ温水になるので
90度に耐えられない素材のものは入れられない。
洗浄時間
標準洗いで60分。その後の乾燥に30分かかり、
おおよそ一般的な食洗器と同じぐらいの時間が必要。
なぜか乾燥後も送風状態になったままで
自動的に電源が切れないのは残念。
また、予約タイマー機能がないので
外出中や就寝時にあらかじめ仕掛けておくことはできない。
騒音
洗浄中は常に本体内側に水流が当たる音がするが、
フタを閉めた洗濯機ぐらいの騒音なので許容レベル。
同じ部屋でテレビを観るなら音量を2~3上げる必要がある。
まとめ
まだ食器をうまく並べるコツがつかめないが、
家で過ごす時間を有効活用できる点と
「食器を汚しても食洗器に入れればいい」という気軽さが嬉しい。
公式サイトで取扱説明書もダウンロードできるので
水道工事が億劫で食洗器を敬遠していた人はぜひ考えてみて欲しい。