プチメタ3.0

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Panasonicのタンク式食洗機に買い替えた

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賃貸住まいということもあって
水道周りの工事をせずに使えるタンク式の食洗機、
「Jaime(ジェイム)SDW-J5L」を愛用していたが、
ちょうど3年ほど使ったあたりで
「E2」というエラー表示が消えなくなってしまった。


余暇時間を増やすという意味で食洗機の存在は大きく、
すべての食器を手洗いする生活には戻れないので
新たなタンク式食洗機を買い直すことに決めた。


もう一度同じ商品を買ってもよかったのだが、
もっといい満足度の高いものがあるかもと
いろいろと調べてPanasonic製のNP-TSP1-Wにしてみた。



43000円ぐらいだった前回のものと比べて
Panasonic製は83000円ほどとかなり勇気がいる値段だったが、
据え置き型の食洗機をいろいろと発売しているメーカーなので
無名なものより利点が多いかも、と期待したのだ。

本体の大きさ

立方体に近いデザインだった前回の食洗機と異なり、
NP-TSP1-Wは極端に横長・縦長・薄型になっている。


ネックになりそうなのが55cmもある横幅で、
シンクに向くよう90度左回転させて置いたため
キッチンの奥行きギリギリに設置する形になった。
それでも作業台の縁部分に干渉しかけたため、
ゴム足を敷くことで解決した。


反面、前後の奥行きは34cmしかないので
シンク横の空きスペースにほぼそのまま入った。


高さもかなりあり、車のトランクのようにフタを開けると
70cmを超える高さになる。
これがキッチンの天板に載っているのでかなり圧迫感がある。
洗浄時・乾燥時の蒸気も上から出るので、
周囲とのスペースを確保する必要がある。

設置作業

食洗機を梱包するダンボールはかなりの大きさで、
エアコンの室外機レベルだと思った方がいい。
開封して重い本体を箱から出し、
各所に貼られた固定テープを剥がすだけで結構大変だった。


シンクの近くに置いて電源をつなぐだけなので設置は楽だが、
排水ホースを差し込むのがかなり硬い上に排水口が食洗機背面にあるため、
ホースをぐるっと回して前面に持ってくるのに苦労した。


排水は重力に従って水が流れるだけなので
ホースが上り坂になっているとうまくいかないため、
シンクまでスムーズに誘導するラインが必要。

給水作業

タンク式とはいえ9リットルもの給水が必要なのだが、
付属のカップは容量が2リットルなのでさすがに辛い。
前回の食洗機用に買った3リットルのジョッキをしばらく使っていたが、
NP-TSP1-Wは前面下側から給水する仕様なので
オイルじょうごを買ってみた。



これなら蛇口から出てきた水を
そのまま給水口まで運ぶことができるので
水の入った重いジョッキを持ち上げる必要がなくなる。


じょうごがあふれない程度の水量で注ぐしかないが、
それでも1分あまりで給水できるので便利だ。

収納力

本体のサイズはぐっと大きくなった印象だが、
中に入る食器の量はそこまで増えなかった。


商品説明では4人分24点の食器が入ると書かれているが、
食洗機に合わせた皿やコップを用意しているわけではないので
普通に使おうとすると2~3人分が限界。


内カゴに生えている突起の大半が背が低いので
大きめの平皿を立てて収納することが難しく、
その日作った料理によっては2人分すら厳しいことがある。
それでも前回の食洗機と比べて1.3倍ほど入るようになった。

洗浄具合と騒音レベル

回転するスプリンクラーが底部に2つある上に
側面からも水が噴射されるので
死角を作らず食器を洗ってくれる。


運転時間は3段階から選べる洗浄レベルによって変わるが、
50~90分+乾燥30分と割と長めの時間がかかる。
洗浄しているときは水流が食器に当たる音がするので
数メートル離れたリビングでテレビを見るのはキツい。


ただ、予約ボタンを使うと
4時間後(変更不可)に作動するよう設定できる。
夕食を終えたあとにセットしておけば寝ている間に動くので
洗浄時間の長さや騒音は気にならなくなった。

まとめ

前回の食洗機も満足度が高かったので
Panasonic製の高い食洗機に替えたからといって
劇的に評価が上がったわけではないが、
収納できる食器容量の増加と給水のしやすさ、
予約機能によって就寝中に動作させられるおかげで
日常の利便性は少し上がった。


本体サイズが大きいので設置場所には細心の注意が必要だが、
大手メーカーの商品という安心感もあり、
賃貸住宅で食洗機を置きたい人には割とオススメ。

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