プチメタ3.0

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100円を売り上げるための経費を示す「営業係数」で路線バスの厳しさがわかる


www.city.kobe.lg.jp


路線バスが多く走っている神戸市が
営業係数についてまとめたレポートが面白い。


営業係数」という言葉は初めて知ったが、
100円の売り上げを得るために
経費がいくらかかっているかを表したもので、
要は低いほど黒字になり、100円以上だと赤字だ。


電車やバスの営業成績を示す値として用いられるらしく、
「営業係数 バス ○○市」などと検索すれば
神戸市以外でも割とデータが公開されているが、
どの地域であっても大部分の路線バスが
赤字運営なのがよくわかって驚かされる。


地域に密着した交通機関なだけに
バスに対する不平不満は出やすいが、
営業係数でその厳しさを知れば
少しは我慢できるんじゃないかな。



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Suicaへのチャージでもポイントを稼ぐために楽天ペイと連携させた


現金払いは極力避けて、店頭でもネット通販でも
クレジットカード・iD・PayPay(カード払い)・Suicaを使って、
可能な限りキャッシュレス払いを心がけている。
店側の都合に対応するために4種類の手段を用意しているが、
結局はすべてクレジットカードに紐づいている。


もちろんその目的はクレジットカードのポイントなのだが、
今メインで使っている「Amazon Mastercard」は
モバイルSuicaのチャージ時にポイントが付かない。


そのため、キャッシュレス決済の中で
Suicaの利用頻度は一番低いのだが、
交通機関を利用するときはどうしても避けられないため、
せっかくなら少しでも得をするようにしたい。


Suicaのチャージでポイントが付くカードは珍しく
そのひとつが「オリコカード」だったのだが、
ポイント還元率が悪化したため
ここ最近はSuicaのチャージぐらいしか使わなくなっていた。


それでも少しずつポイントがたまるなら無駄ではないのだが、
オリコカードのポイント期限は加算月から12ヶ月なのだ。
最低額のギフト券に交換するのに550ポイント必要なので
12ヶ月以内に5万5千円をチャージしないと流れてしまうのだが、
利用頻度が低いSuicaでそんなに支払う機会がない。


他にSuicaのチャージでポイントが付く代表例は
JR東日本公式の「ビューカード」だが、
年会費がかかるカードはどうにも避けたい
メインで利用するカードではないのでなおさらだ。


こんな感じでいろいろと考えた結果、
「楽天カード」でポイントをためることにした。
このカードで直接チャージしてしまうとポイントはたまらないが、
楽天ペイと連携するとポイントを稼げる




まず楽天ペイのアプリに楽天カードを登録、
楽天ペイでの支払いやチャージをすると
楽天カードから引き落とされるように設定する。




さらに楽天ペイにモバイルSuicaアプリを登録する。
これで楽天ペイのアプリ内から
直接Suicaにチャージできるようになる。




この方法では0.5%しかポイントが付かないので還元率は低いが、
楽天ポイントは新たに獲得するたびに期限が1年伸びるので
たとえチャージが年に1回だったとしても少しずつたまるはずだ。


普段はAmazon派なので楽天市場はめったに使わないのだが、
ポイントがある程度たまったら
楽天ブックスで本でも買おうと思う。

投資に回せる資金が少なくてもクレジットカードの積立投資額を目一杯設定した方が得


site2.sbisec.co.jp


毎月指定した金額を使って投資信託を買う「投信積立」は
現金だけでなくクレジットカードを使うことができる。
カードなら支払い額に応じて
1%ほどのポイントが付くため、現金払いよりも得だ。


2024年3月に行われた政府の法改正により
1ヶ月の限度額が5万円から10万円に引き上げられたため、
毎月10万円=年間120万円までカードで投資できるようになった。
とはいえ「収入から年120万円も投資に回す余裕がない」と
積立額を少なめに設定する人もいるだろう。


しかし、投資資金が少なくても
毎月上限いっぱいまでカードで支払い、
ポイントを稼いだ方が得
だ。


普通、10万円で買った商品を中古で売っても10万円にはならないが、
10万円で買った投資信託は評価額でそのまま売却できるので
手元の資金がなくなる段階で
過去に買った投資信託を現金化すればいいのだ。



たとえば投資に回せる予算が年間30万円しかない場合でも
とりあえず限度額いっぱいの月10万円ずつ投資していき、
4ヶ月目には保有している投資信託を売却(解約)して
現金化した分をそのまま毎月のカード投資に回す。


この方法なら投資予算が30万円しかなくても
カードの支払い額は年間120万円となる
ので
1万2千円分程度のポイントが稼げるだろう。


もちろん市場が下降していると
保有している投資信託の価値も下がるので
10万円分の換金時に少し損をすることになるが、
株式投資信託なら平均的には年5%ほどの利益が見込めるし、
購入時にカードのポイントで1%ほど得をしているので
総合的にはそこまで悪い話ではないはずだ。


自分が捻出できる投資予算を単純に月割りするのではなく、
カードのポイントだけでも最大限入手できるよう
いろいろ工夫する余地がある。

高齢者が営む利益度外視の定食屋は経済発展の妨げかもしれない


「学生や若者にお腹いっぱいになって欲しいから」という理由で
歳を取った店主が大盛りの料理を安価で提供する定食屋が
テレビで紹介されることがある。
お年寄りの親切心を感じる美談として語られることが多いが、
あれはもしかして経済の発展を妨げているのではないか。


年金で生活できる高齢者は利益に固執する必要がないため
原価ギリギリでも商品を提供することができるわけだが、
そうすると周囲の店は太刀打ちできないだろう。


人手不足を解消するために時給を上げたくても
年金暮らしの夫婦が営む定食屋は人件費ゼロなわけだから
現役世代の経営者が勝てるはずもないし、
新たな雇用を生む機会も失われてしまう。


胃袋の容量は限られているので
安い店で満腹になった人々は他の店に行くことがなくなり、
世の中の経済は徐々に縮小していくだろう。


若者たちの今後を本当に考えるなら
働いている世代が稼ぐチャンスを奪うべきではないし、
物価の安さを単純に喜ぶ風潮を変えなければならない。

オリコカードのポイント還元率が悪化した


www.orico.co.jp


使い勝手のよさから何年も愛用してきたオリコカードだが、
さりげなくポイント還元率が下がっていてガッカリした。




オリコカードは「還元率1%」という特徴をウリにしている。


確かに100円につき1ポイントがたまるので嘘ではないのだが、



なんと500円分のギフト券に交換するのに550ポイント要求されるのだ。


500円のリターンを得るのに550ポイントが必要で、
550ポイントを得るのに55000円の利用が必要なら、
500÷55000=0.00909...つまり還元率0.9%ではないのか。


利用額に対するポイント還元率が高くても
そのポイントの価値が額面より低いなら意味がないだろう。
やり口が巧妙でどうにも残念な思いだ。


よりよいサービスに乗り換えたいところだが、
私がクレジットカードを選ぶ条件が

  • 年会費無料
  • ポイント還元率1%以上
  • モバイルSuicaにチャージしたときもポイントがたまる
  • 景品だけでなくAmazonギフト券などの金券に交換できる
  • JCBブランドでない

あたりなので、とりあえずAmazon Mastercardでしのぐことにする。



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