プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


会社員の時給を求める計算フォームを作ってみた


年収:万円


労働時間:時間 / 日 平均残業時間:時間 / 月


年間休日:
 土日 祝日 有給休暇日 / 年


時給:


アルバイトを選ぶときは当たり前のように時給を気にするのに
月給制の会社員になるとあまり意識することがなくなってしまう。


しかし、ある作業が割に合っているのかを判断するには
自分の時給を知っておく必要がある。
1年間の収入を休日を差し引いた労働時間で割れば
自分が1時間あたりに稼いでいる金額がわかる。


これを見ると普通の会社員になるだけで
一般的なアルバイトを大きく上回る稼ぎになることがわかる。
就活が面倒だからとフリーターを目指すのは
あまりいい選択とは言えないだろう。


また、数百円の得になるからといって作業に30分もかけてしまうと
自分の時給を下回って結果的に損をしていることになる。
社内で大勢の人間を集めて開いた1時間の会議は
それぞれの時給を合計しただけのコストがかかっているということだ。


時間の価値を実感する意味でも
一度、時給で考えてみるといいだろう。



mclover.hateblo.jp

同じ勝率でも金持ちの方が生き残りやすい仕組み


pudding.cool


互いの勝率が等しいような場面でも
資産を多く持つ者の方が生き残りやすく、
金がない者が逆転するチャンスはどんどん失われる
という理屈。
(すべて英語だが、日本語で紹介しているサイトもある)


本当かどうか確認したくなったので、
自分で簡単なプログラムを作ってみた。

  • 2人の人間が賭けをする
  • 勝率は常に50%
  • 賭け金は所持金の20%で、少ない側に合わせる

たったこれだけのシンプルなルールだ。
サイコロの偶数奇数やコインの表裏を当てるような
互いの能力や知識にまったく左右されない勝負を想像して欲しい。


とりあえず両者の所持金を1万円としたので、
何度か勝負を繰り返してみて欲しい。


参加者A 参加者B
所持金: 所持金:
勝ち数: 勝ち数:

次の賭け金: 
前回の結果:


 


勝率が50%ならいつまで経っても
両者の所持金は1万円前後を維持するように思えるが、
実際にやってみるとそうはならない。


確かに何度繰り返しても互いの勝率はほぼ変わらないが、
一度所持金に差が付き始めると
その格差がどんどん広がっていって
金のない方は対抗できなくなるのがわかる。


賭け金は20%だが、少ない方に合わせる関係で
金がない方は常に所持金を20%失うリスクを背負い、
金のある方はそれよりもっと低いリスクで勝負できるのだ。


おそらくビジネスの世界でも同じことが言えるだろう。
資金力があるほど少ないリスクで競合他社に匹敵する冒険ができるので
巨大企業ほど成功を収めやすくなり、
徐々に彼らが市場を独占していく流れになる。
身近なサービスでも思い当たる部分があるはずだ。


「ヤードセールモデル」と言われるようだが、
一見公平に見えても富の集中が自然と起こり、
金のない者にとって不利な状況が続くという辛辣な理論だ。



mclover.hateblo.jp

mclover.hateblo.jp


7年間の投資で資産が1.5倍になった


2015年に投資について勉強してから7年、
余剰金ができるたびにコツコツと投資に回しているが、
ほぼ計算通りにプラスを生んでいて
これまで投資した資産は1.5倍になった。
福利で年率6%といったところ。


その間、株価の急騰も急落も経験し、
コロナをはじめとするいろいろな社会変化があったが
いちいち動揺せずに淡々と投資を続けるタフさも身につけられた。


安定して増やせる体制が整うと
あとはひたすら元手になる金が欲しくなる。
投資に回す金を稼ぐために本業や副業に熱が入り、
投資の成果が出ることで働く意欲が湧いてくる。


投資を始めて本当によかった。7年前の決断は大正解だ。



mclover.hateblo.jp

mclover.hateblo.jp

世界の株式市場ではアメリカ企業の存在感が圧倒的


先日、世界の資産の偏りについて書いたが、
株式市場においてもかなりの偏りがある。


株式会社は世界中に存在しているが、
それぞれの株価と発行株数から算出した「企業の時価総額」でいうと
世界全体の6割をアメリカ企業が占めている




つまりアメリカの景気が世界全体に影響するし、
アメリカ企業はどこの国より稼いでいるということだ。
「先進国株式」や「外国株式」と銘打った投資信託も
実質的にはアメリカの株式だったりする。


最近勢いのある中国や韓国も
株式市場で見たときの存在感はまだまだだし、
逆に日本企業は意外にもアメリカに次ぐ強さだ。


普段見聞きするイメージだけでなく、
こういった指標で各国の力の差を見るのも面白い。

もし世の中に1万円しかなかったら


もし世界全体の資産がちょうど1万円だとすると、
そのうち3155円をアメリカ(カナダ含む)が持っており、
3352円がアジアにあり、2389円がヨーロッパにある。


これだけを見るとバランスよく配分しているように見えるが、
上記に挙がっていない南米や中東、
ロシア周辺にはそれぞれ300円未満しかなく、
アフリカに至ってはたった95円だ。


こうやって考えると世の中の富が
いかに先進国に集中しているのかがわかる。

北米
3155円
アジア(日本を除く)
2712円
ヨーロッパ
2389円
日本
640円
南米
299円
中東
257円
オーストラリア周辺
241円
ロシア周辺
215円
アフリカ
95円

参照元:Global wealth report   


mclover.hateblo.jp

総アクセス数