プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


あなたが投資をしない理由にひとつひとつ反論していく


5年ほど前に資産運用の勉強をして以来、
すべての社会人は投資をすべきだと心底思っているのだが、
投資に手を出さない人があまりに多すぎるので
よくある「投資をしない言い訳」に反論しておく。


ただし、ここでは長期間の株式投資を前提とし、
FXやデイトレードなどの短期投資は含まないものとする。

損をするのが怖い → 間違い

投資で損を出すことを極端に恐れる人がいるが、
むしろ損をしないために投資をするのである


時代が進むと物価は高くなっていくため、
今1万円で買えるものはいずれ1万円を超える価格となる。


金額が減らなければ損をしていない、というのは勘違いで、
今持っている1万円は徐々に価値が下がっているわけだ。
つまり、ただ金を持っているだけというのは
「緩やかに損をしている状態」と言える。


投資によって物価の上昇に追いついてこそ
損をしない状態を保てるのだ。

得をするとは限らない → 間違い

どの企業も利益を上げようと努力するため、
長期的に見れば全体的な経済は成長していくし、
日本がデフレでも全世界的には成長しているので
広範囲に長期的に投資すれば得をする確率が非常に高い


また、たとえ株価が伸びていなくても
定期的に繰り返されるアップダウンを利用し、
安いときに買って高いときに売れば利益が出せる。

投資するほどの資金がない → 間違い

「金が貯まったら投資を始めよう」というのは順序が逆で、
金を貯めるために投資をするのである
付加価値を生まない貯金箱や預金口座に金を入れるよりも
投資しながら貯めていく方が早く貯まる。

投資に関する知識がない → 間違い

知識がないならなぜ勉強しないのか。


初心者向けの本は山ほど発売されているし、
無料で読めるブログやYouTubeもあふれている。


投資を身につけた人ほどその重要性を理解しているので
個人の利益とは無関係に
投資の知識を広める使命感を持つ人も多い。


知識がないのは勉強していないからであり、
今すぐにでも勉強を始めるべきだ。
また、本を買う金が惜しいと感じるなら
その考え方自体が間違っている。
より大きなリターンを得るための出費なら、それは投資だ。

怪しいイメージがある → 間違い

世の中の企業の大半は株式会社だし、
世の中の金持ちの大半は何らかの投資をしている。


多くの投資は真っ当な経済活動であり、
妙な投資話を企む者がわずかにいるせいで
投資全体に怪しいイメージを持つのは
投資に触れていないからだろう。

投資ってギャンブルでしょ? → 間違い

多くの人の損失が一部の人の利益につながるギャンブルと違って、
投資は全員が得をする可能性もある
株式投資とは成長する企業に関与する行為であり、
誰かの不利益を踏み台にしているわけではないのだ。

もう少し歳を取ってからチャレンジする → 間違い

何も考えないまま時間を空けたところで
自然と状況が改善されるわけではない。
単に決意する勇気がないので先延ばしにしているだけだろう。


いい歳した経営者が会社を潰したり、
高齢者が詐欺に引っかかったりすることからわかるように、
歳を取ったからといって失敗しにくくなるわけではなく、
成果を上げる要因は知識と経験である。


投資を始める時期を後回しにしたところで、
何もしないまま残りの人生が短くなるだけだ。

資産を増やす必要性を感じない → 間違い

買いたいものが見つかってから金を貯め始めても
実際に買えるようになるまでは時間がかかるし、
そのときまで買える状態にあるとは限らない。


今、資産を増やす必要がないからといって
将来的にも資産が必要ないとは限らないのだ。


シートベルトをせずに運転している人が
「今まで事故が起きていないからシートベルトは必要ない」
という発言をしていたらどう思うだろうか。
備えというものは普段はその重要性を実感できないのだ。

投資に興味がない → 間違い

貯金や投資に興味がなくても
金の重要性は誰もが知っているだろう。


金があれば選べる選択肢が増えるし、
トラブルが起きても対処しやすくなる。
金が足りなくて困ることはあっても
資産が多くて困ることはないだろう。


興味があろうがなかろうが生きるのに金が必要な以上、
投資をしておくに越したことはないのだ。

うまい儲け話を勧めるのは詐欺だ → 間違い

警戒しないといけないのは
自分の出費が相手の利益に直接つながるようなパターン
であり、
一個人が株や投資信託を数百万円買ったところで
他の投資家が得られる利益にはほとんど影響しない。


オススメの映画好きなマンガを薦めるのと同様、
自分の気に入ったものを善意で紹介する行為は特に珍しくないだろう。



mclover.hateblo.jp

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