路線バスが多く走っている神戸市が
営業係数についてまとめたレポートが面白い。
「営業係数」という言葉は初めて知ったが、
100円の売り上げを得るために
経費がいくらかかっているかを表したもので、
要は低いほど黒字になり、100円以上だと赤字だ。
電車やバスの営業成績を示す値として用いられるらしく、
「営業係数 バス ○○市」などと検索すれば
神戸市以外でも割とデータが公開されているが、
どの地域であっても大部分の路線バスが
赤字運営なのがよくわかって驚かされる。
地域に密着した交通機関なだけに
バスに対する不平不満は出やすいが、
営業係数でその厳しさを知れば
少しは我慢できるんじゃないかな。